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宮川昌大ら擁する明治大、3連覇なるか 中央大は春リーグ連覇狙う<令和5年春季関東学生リーグ見どころ>
<令和5年春季関東学生リーグ戦 日程:5月10日~28日 場所:所沢市民体育館、代々木第2体育館ほか>
5月10日から、春季関東学生リーグ男女1部、2部の試合が行われる。昨年3年ぶりの開催となった関東学生リーグが今年も開催される。
今回は男女1部を中心に見どころを紹介する。
男子見どころ
男子では、昨年の春、秋リーグ連覇を果たし、リーグ3連覇を狙う明治大が優勝候補の筆頭に挙げられる。
写真:松田歩真(明治大)/撮影:ラリーズ編集部
日本代表の宇田幸矢、戸上隼輔は登録されていないが、昨年度10勝を上げた宮川昌大、11勝を上げた松田歩真を軸に、飯村悠太(野田学園高卒)、高橋航太郎(実践学園高卒)ら新加入選手を迎え、盤石の布陣で連覇を狙う。
昨年の秋リーグでは準優勝の専修大には、関東学生チャンピオンの阿部悠人、昨年は8勝を上げた野田颯太 、7勝の星優真ら実力者が揃っている。
写真:阿部悠人(専修大)/撮影:ラリーズ編集部
さらに専修大には田中京太郎(静岡学園高卒)、山下慧(育英高卒)ら実力者が進学しており、優勝を狙える戦力が揃っている。
日本大には、チームを支える全日本ランカーの加山裕、小林広夢、全日本混合複3位の伊藤礼博らに加え、パリ五輪選考ポイントレースでは、現在3位を走る超大物ルーキー・吉山僚一(愛工大名電高卒)が加入。関東学生リーグで吉山がどのような活躍を見せるかにも注目だ。
写真:吉山僚一(日本大)/撮影:ラリーズ編集部
中央大学には、主将の坂田修、関東学生ダブルスチャンピオンペアの小松隼大/米倉勝を中心に、道廣晴貴、前出陸杜、青山貴洋らルーキーの活躍に期待したい。
写真:小松隼大/米倉勝(中央大)/撮影:ラリーズ編集部
濵田一輝、徳田幹太らを擁する早稲田大、昨年は三浦裕大、田原翔太、鈴木笙のルーキー3人が躍進した筑波大、最後の春季リーグに挑む加藤健太、蘇健恒らを擁する法政大。
また2部から昇格した大正大の以上8校が1部に出場し、優勝を狙う。果たして今季優勝を果たすのはどの大学なのか、熱い戦いを期待しよう。
写真:濵田一輝(早稲田大)/撮影:ラリーズ編集部
女子見どころ
女子1部では、昨年春季リーグ優勝を果たした、中央大が優勝候補の1校に挙げられる。昨年は春季リーグで単複全勝を上げた枝廣愛を筆頭に、単複で活躍を見せる高橋あかり、工藤夢ら実力者を擁し、春季リーグ連覇を狙う。
写真:枝廣愛(中央大)/撮影:ラリーズ編集部
また中央大には武山華子(横浜隼人高卒)、吉松寿莉(開新高卒)らが加入しており、ルーキーの活躍にも注目だ。
昨年秋季リーグ優勝を果たした専修大も、優勝候補の1校に挙げられるだろう。昨年は13勝を上げた出澤杏佳を軸に、船場 清華、甲斐萌夏ら実力者を擁し、優勝を狙う。
写真:出澤杏佳(専修大)/撮影:ラリーズ編集部
また昨年春季リーグで1部昇格を果たし、秋季リーグでは2位と破竹の勢いで上位に進出した、日本体育大にも注目だ。1部で7勝を上げた、主将の稲吉美沙を中心に、カットマンの横田心、ルーキーの髙橋奈未(山陽学園高卒)らの活躍が期待される。
写真:稲吉美沙(日本体育大)/撮影:ラリーズ編集部
その他には、里川奈優、杉田陽南を擁する早稲田大、昨年11勝を上げた泉田朱音がエースの東京富士大、昨年度春季リーグ3位の東洋大、 全日本ミックスダブルス3位の萩井菜津子を擁する日本大、1部昇格を果たした大正大の8校が1部に出場する。
写真:杉田陽南(早稲田大学)/撮影:ラリーズ編集部
中央大が春季リーグ連覇を果たすか、専修大が秋季リーグから2連覇を果たすか。他の大学が優勝を掴むか、男子同様激戦が期待される。
春季関東学生リーグ1~6部の出場校は以下の通り。
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