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伊藤美誠/早田ひなが4強 猛追のスウェーデンペア振り切る<卓球・シンガポールスマッシュ2023>

<卓球・シンガポールスマッシュ2023 日時:3月7日~19日 場所:シンガポール>

WTT最高峰の大会である、シンガポールスマッシュ2023は本戦が開催中。16日の女子ダブルス準々決勝では、伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)ペアがクリスティーナ・ケルべリ/リンダ・バルグストローム(スウェーデン)ペアにゲームカウント3-1で勝利し、準決勝進出を決めた。

伊藤/早田組が猛攻見せてベスト4へ

女子ダブルス準々決勝に進んだ伊藤/早田ペアは、クリスティーナ・ケルべリ/リンダ・バルグストロームペアとの一戦に臨んだ。

序盤は互角の展開となるが、攻撃型のケルべリと、カット型のバルグストロームの球質の差に苦しめられた伊藤/早田ペア。そのままスウェーデンペアがリードし、第1ゲームを奪う。

迎えた第2ゲームでは、伊藤/早田ペアが積極的に攻撃を仕掛け、リードを広げていく。スウェーデンペアの攻撃にも冷静に対処した伊藤/早田ペアが11-2で取り返す。

第3ゲームでも伊藤/早田ペアの勢いは止まらず、連続得点を重ねる。バルグストロームのカットに対し、伊藤がバックハンドやフォアハンドで多彩に返すことで、その後のケルベリの反応を遅らせミスを誘う。

クリスティーナ・ケルべリ/リンダ・バルグストローム(スウェーデン)
写真:クリスティーナ・ケルべリ/リンダ・バルグストローム(スウェーデン)/撮影:ラリーズ編集部

11-4で伊藤/早田ペアが取り、準決勝進出まで残り1ゲームとなった。第4ゲームはスウェーデンペアがリードするものの、伊藤/早田がすぐさま追いつく。

スウェーデンサイドのタイムアウト後、スウェーデンペアが2点取って9-7とリードするが、伊藤/早田ペアがラリー戦を制し、9-9に並ぶ。

ここで早田のサービスが決まりマッチポイントに。最後は伊藤のバックハンドが決勝点となった。伊藤/早田ペアはゲームカウント3-1で勝利し、ベスト4入りを果たした。準決勝では、陳夢(チェンムン)/王曼昱(ワンマンユ・中国)ペアとの対戦となる。

伊藤/早田ペアの試合結果は以下の通り。

女子ダブルス準々決勝

〇伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)3-1 クリスティーナ・ケルべリ/リンダ・バルグストローム(スウェーデン)
7-11/11-2/11-4/11-9

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