＜卓球・シンガポールスマッシュ2023 日時：3月7日～19日 場所：シンガポール＞
9日、WTTシンガポールスマッシュ男子シングルス予選3回戦に木造勇人（個人）が登場。ベネデク・オラー（フィンランド）と対戦し、ゲームカウント2-3で敗れた。
木造勇人が予選突破をかけて3回戦に
予選突破をかけたこの試合、木造は第1ゲームを9-11と接戦で落としてしまう。第2ゲームこそ11-7で奪い返したが、第3ゲームもオラーの逆横系サービスからのパワフルなドライブに苦しみ、9-11と競り合いをものにできず後がなくなる。
写真：木造勇人（個人）/撮影：ラリーズ編集部
お互い、相手のフォア側を突く展開で得点を重ねる場面が多いが、オラーの決定力が勝り、木造はじわじわと離される。第4ゲームも2-4とリードされ、木造側がタイムアウト。
そこから3-7まで離され万事休すかと思われたが、木造が驚異の粘りを見せ、12-10と逆転で第4ゲームを奪った。
運命の最終ゲーム、序盤からオラーの猛攻が決まり、0-5と木造は1点も奪えずチェンジエンドとなってしまう。4-6まで木造が追い上げたところでオラーがタイムアウト。そこから流れを引き戻したオラーが11-5で最終ゲームを制し、決勝トーナメント進出を決めた。
写真：ベネデク・オラー（フィンランド）/撮影：ラリーズ編集部
木造勇人コメント
試合を振り返って
目標としてた決勝トーナメント進出が達成できなかったのが、やっぱり悔しいですし、今は反省するところは反省して落ち込みたいと思います。
良かった点、悪い点
（今年度は）試合があまりできてない中で、心理的なコントロールが上手くできたのかなと思います。
ただ、勝負所のひらめきだったり戦術のパターンが良くなかったかなと思います。
ベンチに入った董崎岷コーチについて
董さんは小学校の頃から中高大も見てもらってて、信頼もしていますし、董さん以上のベンチコーチとは出会ったことがないので、董さんのおかげで僕もここまで来れました。
今日（もベンチに入ってもらって）負けてしまったので、そこは悔しい思いがあります。
今後にむけては？
今年1年は試合数が少なかったので、試合勘や勝負勘が良くない状態で試合をすることが多かったです。
なので来年度は、どんな試合でもたくさん出て、1試合1試合上を目指して頑張りたいなと思います。
ファンに向けてメッセージ
色んな時間帯で試合をしているんですけど、たくさん見てくださってありがたいです。
1番は勝って結果で喜ばせたいとは思っているんですけど、勝負事なので…。申し訳ないという気持ちもありますし、本当に応援ありがとうございましたという気持ちでもいっぱいです。
Follow @ssn_supersports
