札幌大2年・平岡、3冠達成 今大会で引退の4年生も「悔いなくやり切れた」<卓球・北海道学生新人戦&納会>
今大会で4年生は引退
また、今大会を持って各チームを支えてきた4年生たちは一線を退くこととなった。昨年の納会の男子シングルス優勝で、今年は惜しくもベスト8に終わった秦大翔(札幌大学4年)に4年間を振り返ってもらった。
写真:秦大翔(札幌大学4年)写真は2022年全日学/撮影:ラリーズ編集部
――4年間お疲れさまでした。4年間どうでしたか?
秦:高校のときに比べて練習時間も短くなったので、自分で考えてやっていくことが多くなりました。
自分はペンホルダーなので、高校時代はフォアで動いて打つことがペンホルダーの醍醐味だと考えていました。高校時代はそういう風に考えが固まりすぎていて、全国大会もほとんど出られませんでした。
大学では、自分があんまり動けないということを受け入れて、チャンスボールだけフォアで打とうと柔軟に考えた結果、全日学にも出場できるようになって良かったです。
2年生のときはコロナで全く大会がなかった状況でしたが、コロナの規制がありながらも監督らには、練習場所や時間を少しでも確保してもらえてとてもありがたかったです。
――今大会が最後ということですがどうでしたか?
秦:就職活動や今後の進路に関して動いていて、練習は十分にできてない中でしたが、最後は自分の高校時代の後輩に負けて、悔いなくやり切れたと感じています。
――卒業後の進路はどうされるんですか?
秦:現在札幌大学では、日本語日本文化専攻なのですが、就職活動を通してエンジニアに興味が出てきました。卒業後は専門学校に入りなおして、勉強し直そうと思っています。
札幌大学卓球部の藤倉監督にも「何かに挑戦にするのも若いうちしかできないことだよ」と背中を押してもらえたので、頑張っていこうと思います。
――卓球部での経験は活きそうですか?
秦:自分自身、高校時代は目立った成績がなくて卓球に未練がありました。なので大学でも卓球を続けて、コツコツやっていくと、北海道内でも勝ちあがれるようになり、全国大会も出ることができました。
自分での取り組み次第で伸びていけると卓球で感じられたので、今後の進路は新しい分野ですが挑戦していこうと思います。
文:ラリーズ編集部
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