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53年ぶりの金メダル目指す 日本女子代表は初日にルクセンブルクと対戦<世界卓球2024>

<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)>

16日からITTF世界卓球選手権釜山大会2024が開幕する。韓国の釜山は2020年に世界選手権(個人戦)を開催予定だったが、新型コロナウイルスの流行により戦後初の開催中止を余儀なくされていたため、今回4年越しに開催が実現する形となった。

2月16日~20日の5日間は予選リーグが行われる。また、各リーグの組み合わせも1月16日の抽選会で決定した。女子日本代表はブラジル、ルクセンブルク、南アフリカ、イランと同組となった。

なお、今大会で男女ともにベスト8以上に入ったチームにはパリオリンピック・卓球競技の団体戦への出場権が与えられる。加えて、団体戦の出場権を得たチームには自動的にシングルスの出場枠「2」も与えられる。

女子日本代表は1位通過で勢いをつけられるか

写真:張本美和(木下グループ)/提供:WTT
写真:張本美和(木下グループ)/提供:WTT

女子日本代表は、同じグループに強豪のチームは少なく、男子と比較すると組み合わせには恵まれたと言える。
世界選手権初出場の15歳・張本美和(木下グループ)ら各選手が実力を発揮すれば予選を1位で通過し決勝トーナメントでも決勝まで勝ち上がる可能性は高い。

写真:倪夏蓮(ルクセンブルク)/提供:WTT
写真:倪夏蓮(ルクセンブルク)/提供:WTT

しかし、予選リーグ初日で対戦するルクセンブルクには60歳のスーパーエースで世界ランキング46位の倪夏蓮、ブラジルには世界ランキング22位のブルーナ・タカハシら実力者が揃っており油断はできない。

写真:ブルーナ・タカハシ(ブラジル)/提供:ITTF Americas
写真:ブルーナ・タカハシ(ブラジル)/提供:ITTF Americas

日本女子代表も男子同様予選リーグを1位で確実に通過し、1971年大会以来53年ぶりの金メダルに向け、決勝トーナメントに万全の状態で臨むことが求められる。

出場選手

早田ひな(日本生命)
平野美宇(木下グループ)
伊藤美誠(スターツ)
張本美和(木下グループ)
木原美悠(木下グループ)

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