早田ひな、台湾のエース下して日本勢13年ぶりの女子シングルスメダル獲得＜杭州アジア競技大会卓球競技＞

＜第19回アジア競技大会卓球競技　日程：9月22日～10月2日　場所：杭州（中国）＞

9月30日、第19回アジア競技大会卓球競技は大会9日目を迎え、女子シングルス準々決勝が行われた。

女子シングルス準々決勝では、早田ひな（日本生命）と鄭怡静（チェンイーチン・チャイニーズタイペイ）が対戦。鄭怡静は世界ランキング14位でチャイニーズタイペイ代表のエース選手。東京五輪では混合ダブルスで銅メダルを獲得した実績もある。

そんな鄭怡静は試合序盤から得意のフォアハンドでポイントを重ね、第1、第2ゲームを連取。出鼻をくじかれた早田だったが、第3ゲームから徐々にペースを握り、第3、第4ゲームを連取する。第5ゲームも12-10で制すると、勝利に王手をかけた第6ゲームは競り合いながらも11-9で制し、ゲームカウント4-2で勝利。

準決勝に駒を進めた早田が、2010年広州大会での福原愛さん以来となる女子シングルスでのメダル獲得を決めた。

女子シングルス準々決勝結果

〇早田ひな（日本生命）4-2 鄭怡静（チェンイーチン・チャイニーズタイペイ）
7-11/8-11/11-6/11-9/12-10/11-9

日本代表選手出場種目

男子団体

張本智和（智和企画）
吉村真晴（TEAM MAHARU）
戸上隼輔（明治大）
及川瑞基（木下グループ）
松下大星（クローバー歯科カスピッズ）

女子団体

早田ひな（日本生命）
平野美宇（木下グループ）
木原美悠（木下グループ）
長﨑美柚（木下グループ）
張本美和（木下アカデミー）

男子シングルス

張本智和（智和企画）
吉村真晴（TEAM MAHARU）

女子シングルス

早田ひな（日本生命）
平野美宇（木下グループ）

男子ダブルス

吉村真晴（TEAM MAHARU）/戸上隼輔（明治大）
及川瑞基（木下グループ）/松下大星（クローバー歯科カスピッズ）

女子ダブルス

平野美宇/長﨑美柚（木下グループ）
木原美悠（木下グループ）/張本美和（木下アカデミー）

混合ダブルス

張本智和（智和企画）/早田ひな（日本生命）
戸上隼輔（明治大）/木原美悠（木下グループ）

文：ラリーズ編集部