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16歳・松島輝空、世界ランク10位の五輪銅メダリストを下す<卓球・WTTコンテンダーリオデジャネイロ2023>

<卓球・WTTコンテンダーリオデジャネイロ2023 日程:8月7日~8月13日 場所:ブラジル・リオデジャネイロ>

12日、WTTコンテンダーリオデジャネイロは大会6日目を迎えた。

男子シングルス準々決勝では、世界ランキング134位の松島輝空(木下アカデミー)と、同10位のドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)が対戦。オフチャロフは、ロンドン五輪、東京五輪の男子シングルスで銅メダルを獲得した実力者。実績・実力ともに格上の相手に対して、松島は序盤から積極的に両ハンドを振り抜く攻撃的な卓球でポイントを重ね、11-8で第1ゲームを制する。

続く第2ゲームはサービスとブロックで流れを掴んだオフチャロフが制するも、第3ゲームは再び松島が奪取。ゲームカウントを2-1として、勝利に王手をかける。

第4ゲームも序盤は松島がリードを広げるも、3球目攻撃を積極的に狙い始めたオフチャロフがペースを掴み、11-4でオフチャロフがゲームを奪取。勝負は最終第5ゲームへもつれ込んだ。

第5ゲームは、第4ゲームのいい流れを保ったオフチャロフが序盤から構成を強め、一気に5-2までリードする。しかし、松島も丁寧な繋ぎで粘って、ジワジワと点差を詰め、7-7まで追いつく。そこから互いに点を取り合う形で9-9になると、松島がレシーブエースで10-9とする。最後は松島のチキータをオフチャロフがネットにかけ、試合終了。

ゲームカウント3-2の激戦を制した松島が、準決勝進出を決めた。

男子シングルス準々決勝

〇松島輝空(木下アカデミー)3-2 ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)
11-8/6-11/11-8/4-11/11-9

男子シングルス準決勝組み合わせ

松島輝空(木下アカデミー)- 趙勝敏(チョスンミン・韓国)

文:ラリーズ編集部

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