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田中佑汰、国際大会初V 女子複では地元ドイツ勢がV<WTTフィーダーデュッセルドルフⅡ>

<WTTフィーダーデュッセルドルフⅡ 日時:2月21日~24日 場所:ドイツ・デュッセルドルフ>

24日、WTTフィーダーデュッセルドルフⅡでは、男女シングルスの準決勝と決勝、ダブルスでは決勝が行われた。

田中佑汰、国際大会初V

男子シングルス準決勝には田中佑汰(愛知工業大)が出場し、牛冠凱(ニュウグァンカイ・中国)との対戦となった。

第1ゲームでは、牛が11-10と先にゲームポイントを握るも、粘り強さを見せた田中が17-15と逆転で先制に成功する。第2ゲームでも、主導権を握った田中が序盤から相手を圧倒し、ゲームを連取。


写真:田中佑汰(愛知工業大)/提供:WTT

第3ゲームでは10-12と競り負けるも、最後は相手を寄せ付けない圧巻のプレーで勝利。決勝戦へと駒を進めた。

続く決勝では、準決勝でポール・ドリンコール(イングランド)を大逆転で下したアレグロ・マーティン(ベルギー)との対戦となった。


写真:アレグロ・マーティン(ベルギー)/提供:WTT

第1ゲームでは、お互いが順当に点数を取り合う展開となるも、凄まじい集中力を見せた田中が7-7から4ゲーム連取で好スタートを切る。安定感のある返球で主導権を握った田中は、圧倒的な点差で第2ゲームを連取。

第3ゲームでは8-10と相手にゲームポイントを握られるも、落ち着いたプレーで4連続ポイントを奪い、今年初の国際大会優勝を飾った。

各種目で優勝者が決まる

男子ダブルス決勝ではLIANG Guodong/牛冠凱(ニュウグァンカイ・中国)ペアと賽林威(サイリンウェイ)/CAO Wei(中国)ペアの中国対決となり、パワフルな攻防が多く見られた。

お互い2ゲームずつを取り合う接戦となるも、最後は牛の回転量の多い下回転サーブを賽がレシーブミスして試合終了。LIANG Guodong/牛冠凱(ニュウグァンカイ・中国)ペアが優勝を果たした。

女子シングルス決勝では、準決勝でシャン・シャオナ(ドイツ)とのフルゲームの接戦を制し、決勝進出を決めたHUANG Yu-Chiao(チャイニーズタイペイ)と、中国人対決を勝利して勝ち上がったQIN Yuxuan(中国)の対戦となった。


写真:QIN Yuxuan(中国)/提供:WTT

第1ゲームから、弾丸のようなバックハンドで着実に得点を重ねたQINが見事3ゲームを連取し、優勝を果たした。

女子ダブルスでは、決勝まで1ゲームも落とさずに勝ち上がってきた斉菲(チーフェイ)/呉洋晨(ウーヤンチェン・中国)ペアを、ストレートで下したChantal MANTZ/Yuan WAN(ドイツ)が優勝を決めた。

混合ダブルス決勝では、金娜英(キムナヨン)/朴康賢(パクガンヒョン・韓国)が呉洋晨(ウーヤンチェン)/CAO Wei(中国)の中国ペアをストレートで下し、優勝を果たした。

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