【Tリーグ】鄭栄植「劇場の卓球は気持ちよかった」

<ノジマTリーグ2022‐2023シーズン 日時:12月25日(日) 場所:和光市民文化センターサンアゼリア>

T.T彩たまホームマッチの風物詩となった印象のある「劇場で卓球を」観られる機会である。

卓球ノジマTリーグ2022-2023シーズンでは25日にT.T彩たま‐木下マイスター東京の試合が行われた。

改めて、音響の環境が素晴らしく、座席もゆったりと身体を包んでくれる。
試行錯誤を重ねてきた成果か、細部にも工夫が凝らされ、地元での休日の過ごし方の一つとしての卓球観戦になりえている。試合開始前のイベントも、手作り感と温もりを感じるものだった。

静かに会場が暗転する。T.T彩たま“爆援団”が誘導する手拍子が始まる。

今年も、小さな非日常が舞台上に立ち上がる。

パーマ大佐
写真:会場MCはクリスマス仕様のパーマ大佐/撮影:ラリーズ編集部

T.T彩たま
写真:客席にクリスマスプレゼントを配るT.T彩たまダンサーチームT.Tspinners /撮影:ラリーズ編集部

試合総括


写真:ウーゴ・カルデラノ/篠塚大登(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部

1番で木下からはウーゴ・カルデラノ/篠塚大登という国際ダブルスが登場。五十嵐史弥/曽根翔ペア相手に2-0のストレートで勝利を収めた。

及川瑞基(木下マイスター東京)
写真:及川瑞基(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部

2番は及川瑞基(木下マイスター東京)が英田理志(T.T彩たま)の対戦。
前後に大きく動く英田理志と、ラリー巧者の及川瑞基との攻防は、横から見つめる観客の目に何度も美しい放物線を見せた。試合は3-1で及川が勝利した。


写真:松平健太(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部

3・4番は、代表を引退した松平健太(T.T彩たま)、大島祐哉(木下マイスター東京)がそれぞれウーゴ・カルデラノ(木下マイスター東京)、鄭栄植(T.T彩たま)の海外選手と対戦。両選手とも初球から気合いの入ったプレーを見せるが、試合は3番で松平がカルデラノにストレートで敗れ、4番は大島が鄭栄植に勝利したことで、木下マイスター東京がT.T彩たまに4-0で勝利した。

ウーゴ・カルデラノ
写真:躍動感のあるプレーを見せたウーゴ・カルデラノ(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部

混戦模様の男子Tリーグ中盤戦は、木下マイスター東京がこれで勝ち点4を獲得、順位も4位から2位に浮上した。

大島祐哉(木下マイスター東京)
写真:大島祐哉(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部

試合後の鄭栄植(T.T彩たま)コメント


写真:鄭栄植(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部

今日の試合を振り返って

(今日の試合は)T.T.彩たまが4試合とも負けてしまったので、悲しいです。でも、皆頑張ってくれたと思います。

(今日試合が行われた)劇場はどうだったか

今日初めて試合をしたのですが、とても気持ちよかったです。
劇場は普段歌手や芸能人が立つような場所でそこで試合ができて楽しかったです。試合中は集中していたのであまり聞こえなかったのですが、周りの音もよく聞こえました。

4年ぶりのTリーグでの試合はどうだったか

東京五輪を終えてから海外での試合に出ていなかったので、懐かしかったです。またTリーグで岸川さんと一緒にプレーすることができて嬉しかったです。

T.T彩たまの一番好きなところは

若い選手だけでなく、小学生の頃から一緒にプレーしてきた(松平)健太さん、(上田)仁さん、英田(理志)さんのような同世代の選手がたくさんいるところです。

鄭栄植(T.T彩たま)
写真:鄭栄植(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部

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