• HOME
  • 記事
  • 卓球
  • 及川、濵田、田中が世界選手権代表に勝利 本選出場に王手をかける<卓球・WTTコンテンダーノバ・ゴリツァ2022>

及川、濵田、田中が世界選手権代表に勝利 本選出場に王手をかける<卓球・WTTコンテンダーノバ・ゴリツァ2022>

<卓球・WTTコンテンダーノバ・ゴリツァ2022 日程:10月31日~11月6日 場所:ノバ・ゴリツァ(スロベニア)>

1日、WTTコンテンダーノバ・ゴリツァは2日目を迎え、男女シングルス予選2回戦、3回戦が行われた。

予選2回戦を勝ち進んだ及川瑞基(木下グループ)は、3回戦で世界選手権韓国代表の趙勝敏(チョスンミン)との対戦となった。

第1ゲームを先制し、第2ゲームでは3-7とリードを許すも、安定感のある返球で6点連取し、11-9でこのゲームを勝利した。第3ゲームを落とすも、第4ゲームを奪い勝利。予選4回戦進出を果たし、本選出場に王手をかけた。

予選2回戦から出場した田中佑汰(愛知工業大)は何鈞傑(フージェンジェ・中国香港)に危なげなく勝利すると、予選3回戦では世界選手権代表の林兆恒(リンチャンフン・中国香港)との対戦となった。

試合は鋭い両ハンドを武器に、激しいラリー戦を制した田中が2ゲームを連取し圧倒するも、林がベテランの意地を見せ、落ち着いたプレーで第3、第4ゲームを奪い返す。第5ゲームでは田中がギアを入れ直し、強烈なバックハンドで相手の流れを断ち切り、ゲームカウント3-2で勝利。予選4回戦に駒を進めた。

予選3回戦に出場した濵田一輝(早稲田大)は世界選手権ドイツ代表のムン・ファンボーとの対戦となった。

ムンの回転量の多い返球に押されて濵田は第1ゲームを落とすも、攻撃的な姿勢で先手を取り続けた濱田が第2、第3ゲームを連取。第4ゲームこそ奪われるも気迫あふれるプレーで第5ゲームを制し、予選4回戦進出を決めた。

また、同日の予選2回戦には神巧也(ファースト)が登場し、Filip ZELJKO(クロアチア)と対戦。相手の力強い返球に押され、第1、第2ゲームを落とし、厳しいコース取りの鋭い返球で第3ゲームを奪うも、第4ゲームを落として惜しくも2回戦敗退となった。

1日日本選手試合結果

男子シングルス予選2回戦

神巧也(ファースト)1-3 Filip ZELJKO(クロアチア)〇

〇田中佑汰(愛知工業大)3-0 何鈞傑(フージェンジェ・中国香港)

男子シングルス予選3回戦

〇濵田一輝(早稲田大)3-2 ムン・ファンボー(ドイツ)

〇及川瑞基(木下グループ)3-1 趙勝敏(チョスンミン・韓国)

〇田中佑汰(愛知工業大)3-2 林兆恒(リンチャンフン・中国香港)

2日日本選手試合予定

男子シングルス4回戦

濵田一輝(早稲田大)- サムエル・クルチツキ(ポーランド)

及川瑞基(木下グループ)- フェリックス・ルブラン(フランス)

田中佑汰(愛知工業大)- パナギオティス・ギオニス(ギリシャ)

文:ラリーズ編集部

関連記事