＜卓球・シンガポールスマッシュ2023 日時：3月7日～19日 場所：シンガポール＞
8日、WTTシンガポールスマッシュが開幕し、男子シングルス予選2回戦に木造勇人（個人）がEnzo ANGLES（フランス）にゲームカウント3-1で勝利した。
木造勇人が接戦を制す
写真：木造勇人（個人）/撮影：ラリーズ編集部
ANGLESは、予選1回戦で世界選手権出場経験もあるベテラン選手のルボミール・ピシュテイ（スロバキア）をゲームカウント3-1で下して予選2回戦進出を決めている。
第1ゲームで木造は、相手の独特な変化のあるボールに苦戦。デュースに突入するも、競り合いをものにできず木造がゲームを落とす。
第2ゲームでは、持ち味の速攻プレーで木造が好スタートを切るも、相手もじわじわと点差を縮めて9-9に。相手がレットの判定に抗議する場面も見られたが、集中力を切らさなかった木造が1ゲームを奪い返した。
写真：木造勇人（個人）/撮影：ラリーズ編集部
そこから主導権を握った木造が、打点の速いプレーで得点を重ね、第3、第4ゲームを連取して勝利。本戦決定戦となる予選3回戦に駒を進めた。
木造勇人コメント
写真：木造勇人（個人）/撮影：ラリーズ編集部
試合を振り返って
久しぶりの国際大会のシングルスで、2勝を挙げることができて嬉しいです。今試合では、2ゲーム目からのサーブの配球を、全体的に大きく変えたのが上手くいったので、そこが良かったと思います。
でも凡ミスが多かったので、そこだけ反省点です。
決勝トーナメント進出には、あと1回勝たなければいけないので、まだ満足せずに明日に向けて調整していきたいと思います。
学生から社会人になって環境の変化について
学生時代は大学に練習環境が整っていたのですが、社会人になって東京アートがなくなり、環境が難しくなったので、今は色々な実業団チームだったり様々なところに練習に行かせていただいて、本当に感謝しかないです。
自分がこの環境に合っているのかなど、悩みや考えこむ時間は多かったです。学生とは違う環境で、この数年間の中で一番練習ができない一年間でしたが、色々考え、工夫するようになって練習に対する気持ちが大分変わりました。
次の試合への意気込み
まだ目標に達していないので、明日の試合に勝って、決勝トーナメントに進出できるように頑張ります。
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