「卓球」早田ひな、2大会連続の2冠達成!キャリアベストの状態でパリオリンピックへ!
写真:早田ひな(提供:ITTF)
日本の「シン・エース」と呼ばれる卓球女子日本代表の早田ひな(23)の勢いが止まらない。
6月16日、スロベニアで行われたWTTスターコンテンダーリュブリャナ2024で張本智和とのペアとなった混合ダブルスで優勝し、その日のうちにシングルスでも優勝を果たした。
先週行われたWTTコンテンダーザグレブに続き2週連続の2冠達成となり、破竹の勢いとなっている。
準決勝では張本美和との日本代表対決も
世界ランキング5位の実力は伊達ではなかった。
WTTスターコンテンダーリュブリャナ2024の準決勝でパリオリンピックの日本代表である世界ランキング8位の張本美和(16)と対戦したが、早田がそのパワーで圧倒しストレート勝ちを収めた。
日本勢トップクラスの実力を持っている張本を寄せ付けず圧勝した早田は、今まさにキャリアベストの状態だといえるだろう。
シングルス決勝でもフランスのパバドを4-0で破り優勝。
そのシングルスの直前には張本智和とペアを組み混合ダブルスに出場し、こちらでもフルセットの末優勝をもぎ取っている。
日本女子卓球の黄金世代では遅咲きだが、今や完全なる「エース」だ。
その長身から繰り出されるパワーを活かした実力だけでなく、1日にダブルスとシングルスのどちらも優勝できるタフネスさも持ち合わせている。
攻撃の際に若干前のめりになり過ぎるという弱点がある以外はこれといって大きな弱点はない。
コンディションさえ良ければパリオリンピックでもメダルを確実に狙えるだけの実力を持っている。
6月下旬と7月上旬の大会後にパリへ
早田の今後のスケジュールとしては、6月24日~30日に行われるWTTコンテンダーチュニス2024に出場し、7月2日~7日に行われるWTTスターコンテンダーバンコク2024に出場してパリオリンピックに臨む形となる。
パリオリンピックでメダルを狙うためには、この2大会でいかにコンディションを維持できるかが重要だといえるだろう。
果たして日本のシンエースはパリオリンピックでどのような成績を残すことになるのか、その活躍に期待しよう。
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