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伊藤美誠「自分がやるべきことをやって勝つ」<卓球・Tリーグ NOJIMA CUP 2022>

女子4選手(伊藤美誠、早田ひな、石川佳純、平野美宇)記者会見

今大会に向けての意気込み

石川
写真:石川佳純(木下アビエル神奈川)/撮影:ラリーズ編集部石川:初めてのTリーグ個人戦ということで、いろいろ新しい取り組みの中でレベルの高いトーナメントだと思うので一戦一戦、一回でも多く勝てるように頑張りたいと思います。

平野:初めてのTリーグ個人戦なんですけど、どこに入ってもすごくレベルの高い組み合わせで厳しい戦いになるなと思っていたので、一戦一戦自分のやってきたことを出せるように、思い切ってプレーしたいなと思います。

早田:誰が入ってきても自分がどこに入っても、自分がやってきたことをやるだけなので、どんな選手が相手でもしっかり自分らしく最後までプレーできるように頑張りたいと思います。

伊藤:私自身も初めてのTリーグ個人戦で、どこに入っても強い選手と対戦しますし、それを楽しみに待っていたので、自分自身のできること、やってきたことを出していきたいと思います。

久しぶりの国内大会だが、この大会に向けてどのようなことに取り組んできたか

伊藤
写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部伊藤:最近では試合が多く入ってきて、私自身はすごく嬉しく思っています。その中で、今回は対日本選手ということで、日本選手のレベルもすごく上がってきていますし、海外の試合に出てても日本選手と試合することも多いので、海外の試合と同じような気持ちで自分がやってきたことを出せるといいと思います。

その中でも、一戦一戦自分がやるべきことをやって勝つことが目標です。

早田
写真:早田ひな(日本生命レッドエルフ)/撮影:ラリーズ編集部早田:私自身はTOP32以来の日本での試合になるんですけど、TOP32でもいつどこで負けるかわからないくらい接戦の試合が多かったので、今回もそういった試合が多くなるというのは自分でも覚悟してます。

海外の試合から帰ってきてから、ボールや台の弾みの違いといったその(場所の)環境に合わせてしっかり自分で調整して、どうすれば自分の卓球を出せるか(を課題として練習を)やってきたので、そういった部分でいろんなことに挑戦しながら試合に臨めたらいいなと思ってます。

平野:最近は国際大会が続いていて試合の感覚はある中で、日本選手同士の試合は手の内を知り尽くしている中での試合となると思うので、どういう風に自分が試合を作っていけるかをすごく大事にして試合していきたいと思っています。

石川:最近は国際大会が元に戻ってきて試合をたくさんする機会をいただけているので、試合勘はすごく戻ってきてると思っています。国内大会となると手の内を知り尽くしている相手との対戦となると思うので、特に変えることはないと思うんですけど、自分のプレーに集中していいプレーをしたいと思っています。

伊藤選手と石川選手早い段階で当たる可能性があるが、意識することは

石川:私の方がシードが無いので、早く当たってしまうのはルールなのでしょうがない部分もあります。対戦することになったからには、思い切っていいプレーをしたいなと思います。

伊藤:選考会でも試合していますけど、しっかりやるのは(2021年の)全日本選手権ぶりです。私自身、(前回は)負けて終わっているので、その中でも今やるべきことをやっていきたいです。

いろんな選手の対策もしてきましたし、石川選手と対戦できるかもしれないという嬉しさもあるので、対戦できたら思い切って自分らしいプレーをしたいと思います。

(伊藤選手は)早田選手がチームメイトにいることをどのように感じているか。また、ユニフォームの色は2人で合わせたのか。

伊藤:Tリーグに参戦すると決めたのは、日本生命さんと早田選手がいることがすごく大きかったです。普段からライバルとして、支えてくれてる方として、尊敬もできて一緒に目標に向かっている仲間でもあるので、(早田選手の)存在自体がすごい大きいです。

今大会は個人戦なので、その中ではお互いやるべきことをやる。チームになったら一緒に戦って、一人一人が勝ってチームが勝てればいいなと思うので、その中で一緒に切磋琢磨して上に向かって頑張っていけたらいいなと思っています。ユニフォームは敢えて揃えていないんですけど、こうなりました(笑)。

早田ひな
写真:早田ひな(日本生命レッドエルフ)/撮影:ラリーズ編集部早田:記者会見があることを分かっていながら私が黄色を真似してしまったんですけど、日本生命としてはちゃんと私が赤を着るべきでした(笑)。私自身が黄色も好きなので、自分個人として選んでしまって(笑)。

伊藤選手はTリーグに参戦することで、日本生命レッドエルフとしても自分個人としてもすごく嬉しく思っています。伊藤選手と2017年に初めてダブルスを組ませていただいてから「チームひな」と「チームみま」は、海外でも全日本選手権でも支えあうことがすごく多かったです。

ダブルスを組むに当たっても、行動が一緒になったりと、やっぱりそういう人が1人いるとすごく心強い存在になります。今回、個人の試合で日本生命レッドエルフとしてユニフォームを着て試合をできるのが嬉しいですし、伊藤選手と同じユニフォームで個人戦を戦えることはなかなかないことなので、すごく楽しみにしています。

パリ五輪に向けてどのような思いがあるか

伊藤:私は国内ポイントが(パリ五輪出場から)本当に遠いところにあったので、その中で「Tリーグに参戦したいな」と思っていました。

やっぱり、Tリーグに参戦しなかったら厳しい部分があるかなと思いましたし、まだ選考の仕方も決まってはいないので、私自身ができること、(具体的には)世界ランキング1位になること、そして日本のランキングで1位になることを目標に頑張っている最中です。

早田:パリ五輪選考は始まったばかりで、ここからTリーグのポイントが加算されたり、こういった選考会で徐々にポイントが追加されていくと思うんですけど、そういった(目先の)結果を気にせずに、自分が貫きたいことや自分がこうなりたいという目標に向かって、自分の実力・技術を上げていくことがすごく大事だなって思っています。

その自分の成長段階に試合があるので、試合にこだわりすぎないように自分自身やっていきたいと思っています。選考としては大事な試合が続いていくと思うんですけど、自分の成長・進化をやめないようにこれからも頑張っていきたいなと思います。

平野
写真:平野美宇(木下アビエル神奈川)/撮影:ラリーズ編集部平野:国内選考(が中心)になって、このTリーグ個人戦も選考に入っているので、やっぱり1試合でも多く勝つことがすごく大事だと思いますし、その中でもポイントを気にしすぎずに、まずは試合の中で自分の力を出すことだったり、楽しむことを忘れずに(臨みたいと思います)。その先に結果がついてくると思うので、まずはあまり結果を考えずに試合の内容に集中したいなと思います。

石川:来年の世界選手権の予選も兼ねているみたいなので、私にとっては一戦一戦目の前の試合に全力で戦うっていう目標と共に、近い目標で言えば世界選手権に出場したいので、それに向けて一回でも多く勝てるように頑張っていきたいです。

今回試したい技術などはあるか

石川:今までと違って、国内大会も国際大会も決まらずに色々キャンセルになったりで計画した練習が難しい部分はあるんですけど、その中でやっぱり自分のサーブ・レシーブ、メンタル面では平常心で戦うことを普段から課題にして取り組んでいるので、今回の試合でも前回の反省を生かしてプレーしたいなと思います。

平野:最近は国際大会や国内大会が続いていたので、その中で身に着けた試合感覚を今回の大会でも生かしていきたいです。今回も、苦しい試合だったり競る試合が出てくると思うので、そういった試合に対する気持ちを持ちながら、試合をしたいなと思います。

早田:私はハンガリーの試合で中国人選手に2大会とも負けてしまったんですけど、その2選手と試合したことによって自分に何が足りないのか、そして1試合は本当に勝ちかけのところで負けてしまったので、自分のメンタルがどうだったのかを反省して練習に励んできました。

競ったときの点数と自分の心理状態を自分自身が感じていることがすごく大事だと思いますし、そうなったときにどするのかということも練習を積んできました。

技術的には日本人選手も中国人選手も向かってくるときの強さや攻撃力もすごくあるので、守備から攻撃に繋げる練習だったり、サーブレシーブからの2球目、3球目、4球目、5球目といった連続性(を意識したプレー)を練習してきたので、そういうところを思い切って試合で出せるときはやっていきたいと思います。

伊藤:私もハンガリーで王曼昱(ワンマンユ)選手と対戦してから得たものもありましたし、これから何が必要なのかについても分かったので、自分にしかできないものを持っていると思います。その中でも一番はやっぱり、強い選手と対戦する中で気持ちの部分で少しでも余裕を持ってプレーをするのが大切だなと思いましたし、今回は余裕を持って試合できたらなと思います。

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