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骨肉腫で右肩関節切除も全日本ジュニア予選通過&東京パラ五輪代表下し日本一 パラ卓球界の新星・舟山真弘

東京パラ五輪代表を下し日本一に

写真:舟山真弘(早稲田大学高等学院)/撮影:槌谷昭人
写真:舟山真弘(早稲田大学高等学院)/撮影:槌谷昭人——2021年11月の大会では、東京パラ五輪代表の岩渕選手にも勝って優勝されていますね。 舟山真弘:国際クラス別パラ卓球選手権大会という大会だったんですが、一昨年がなく、前回大会はコロナで中止と2年空いての大会でした。 自分も伸びている自信はありましたが、周りがどれくらい強くなっているのかわからない状況でした。でも、自分の中で成長している実感を信じて、良い勝負にはなるかなと思って臨み、優勝できました。

——優勝して何か変わりましたか? 舟山真弘:自分の中ではあんまり変わったことはないんですけど、いろんな人からお祝いのメッセージが来て、ちょっと嬉しかったくらいです(笑)。 写真:舟山真弘(早稲田大学高等学院)/撮影:槌谷昭人
写真:舟山真弘(早稲田大学高等学院)/撮影:槌谷昭人Rallys×パンダーニ コラボユニフォーム登場 オンライン限定販売ハイテンション裏ソフトラバー REDMONKEY ぼくらが欲しいラバーを作りました。Rallys編集部TAKUMANA もっと気持ちよく練習しよう。 NEW Original Tee ¥2,990## 次の目標は世界へ

ここで舟山の練習拠点の1つで、指導にあたる村上祥コーチにも話を聞いた。

写真:舟山真弘と村上祥コーチ/撮影:槌谷昭人
写真:舟山真弘と村上祥コーチ/撮影:槌谷昭人——実際に舟山選手が日本一になるのを見て、どう感じましたか? 村上祥コーチ:最初、舟山は正直そんなに実力はなかったんですよ。 ただ、入ってきたレベルから実力が上がっていく率で考えると、高校卒業までには絶対日本一にできるという自信はありました。もちろん本人がよく頑張って勝ち上がったと思います。

写真:村上祥コーチ/撮影:槌谷昭人
写真:村上祥コーチ/撮影:槌谷昭人——お二人はどういう出会いだったんでしょうか? 村上祥コーチ:大会の会場でたまたま席が近くて、ちょっと会話をしていて、「練習場がないんだったら来れば?」みたいな感じがスタートでした。 その時に高校卒業するまでに岩渕選手に勝てるようにという目標も話していて、僕の目標としていた期間よりは少し早めに達成できたという感じです。現状、この立ち位置に来たので、次は世界で優勝するという目標に切り替わりました。

——世界を目指す上で今後はどうサポートしていきますか? 村上祥コーチ:本人の卓球の実力向上はもちろんなんですが、それ以外でも例えば海外遠征の事務作業的なものやスポンサー周りの金銭的なものは発生してくるので、本人がやれない部分をサポートしていければと思います。 大学進学後も、自分が帯同して一緒にサポートしていけるような体制作りを模索しながらやっている段階なので、まず安定してチームとしての行動を確立できるようになれればなと思います。

写真:村上祥コーチ/撮影:槌谷昭人
写真:村上祥コーチ/撮影:槌谷昭人## パリパラ五輪を目指して

最後に舟山に今後の目指すものを聞いた。

写真:舟山真弘(早稲田大学高等学院)/撮影:槌谷昭人
写真:舟山真弘(早稲田大学高等学院)/撮影:槌谷昭人——今後目指しているところは? 舟山真弘:パリパラ五輪です。 ただ、まずは強くならないと全然パラ五輪に立って勝てるレベルではないので、純粋に強くならなきゃいけないなと思っています。

写真:舟山真弘(早稲田大学高等学院)/撮影:槌谷昭人
写真:舟山真弘(早稲田大学高等学院)/撮影:槌谷昭人舟山真弘:あとは今年、アジアパラといういろんな競技の方が参加する大会があって、選ばれればその大会は自分にとっても初めての大きな大会なので、今年の中で意識している大会のひとつです。そこで結果を出したいと思っています。 写真:舟山真弘(早稲田大学高等学院)/撮影:槌谷昭人
写真:舟山真弘(早稲田大学高等学院)/撮影:槌谷昭人障がいと向き合いながらプレーし、健常者相手にも遜色ないプレーで立ち向かう舟山。高校3年生となり、インターハイ予選通過も狙う。

今後の日本パラ卓球界を背負うであろう舟山の戦いから目が離せない。

豪快なフォアドライブやカウンターも披露してくれた動画もぜひご覧ください。

取材動画

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