大会報道 単複2冠を狙う伊藤美誠「ワクワク感が毎試合ある」＜全日本卓球2022＞
2022.01.28 文：ラリーズ編集部
＜2022年全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部） 日時：1月24日～30日 場所：東京体育館＞
28日、全日本卓球選手権は5日目を迎え、女子シングルス・ダブルスに伊藤美誠（スターツ）が登場。シングルス・ダブルスともに2試合ずつ行い、シングルスではベスト8、ダブルスではベスト4に勝ち残った。
試合後、伊藤が報道陣の取材にオンラインで答えた。
伊藤美誠会見
ダブルスを振り返って
1試合目も2試合目も自分たちにとって、色んな戦型の選手と試合ができた。特に2試合目は自分たちらしさが出た。だんだんよくなっている。明日も楽しみですし、笑いながら試合をしたい。
佐藤橋本ペアについて
組み合わせを見て勝ち上がってくると思っていた。自分たちの良さが出れば絶対勝てると思っていた。昨日も今日も初戦が接戦だったので、逆に思い切ってできたのが良かった。
明日のダブルスについて
明日も戦型が違う選手と試合をする。ダブルスは初めての選手や久しぶりに対戦する選手も多く、色んな選手と試合ができるのが楽しみ。
シングルスを振り返って
2試合ともすごくいい形で自分の良さが出ている。目の前の試合を勝ちに行くという気持ちでできている。すごくいい感じかなと思う。今日の最後の試合も、芝田さんとも何度も対戦しているが、目の前の1本をどう取るかを考えてできたので良かった。
芝田選手は世界選手権以来の対戦だが意識したか
写真：伊藤美誠（スターツ）/撮影：ラリーズ編集部本当に実力がすごく上がって来ている選手という実感がある。色んなことができる選手。その中で自分の良さを引き出せたし、思い切ってできたのが良かった。
明日に向けて
明日もまず目の前の1戦勝ち切るという思いでやっていく。
色んな選手と試合できて楽しみですし、その中で色んなことができている。沢山の選手と試合ができるように勝ちにいきます。
今大会2冠に向けて
目の前の試合が一番大事。自分の実力、自分の良さを出し切れれば勝てるという自信がある。
今大会、前陣速攻でのプレーが目立っているように見える
今大会、シングルスもダブルスもサーブからの3球目、レシーブからの4球目ともに充実した試合ができている。自分らしさも出ている。明日も引き続きそこを大切にしていきたい
「色んなプレースタイルの選手と対戦するのが楽しい」という発言の真意は
日本選手、特に女子選手は異質型が多く、海外では使っていないラバーの選手が多かったり、サーブ、レシーブのうまさが際立つ選手も多く、色んなボールを受けるのが楽しい。そしてその中で自分の良さをどう出せるのかも楽しみ。ワクワク感が毎試合ある。ラバーもみんな違うし、球質も違う中で、自分のボールを出せた時が嬉しい。
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## 伊藤美誠 28日試合結果女子シングルス5回戦
〇伊藤美誠（スターツ）4-0 松平志穂（サンリツ）
女子シングルス6回戦
〇伊藤美誠（スターツ）4-0 芝田紗季（ミキハウス）
女子ダブルス5回戦
〇伊藤美誠（スターツ）/早田ひな（日本生命）3-1 髙橋梓海/出雲美空（エクセディ）
女子ダブルス準々決勝
〇伊藤美誠（スターツ）/早田ひな（日本生命）3-0 佐藤瞳/橋本帆乃香（ミキハウス）
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