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国内売上トップクラスの卓球ECサイト5つ運営も こぞのえスポーツ、こだわりの“現場主義”

活躍する“74年組”同期たち

愛工大名電高校監督の今枝一郎さん、愛工大監督の鬼頭明さん、野田学園高校監督の橋津文彦さん、タマス代表取締役社長の大澤卓子さん。
実はみなさん、慶一郎さんと同じ“1974年”世代で、この世代は今、卓球界のそれぞれの分野の第一線で活躍しています。

「そこに気づいてもらって嬉しいです」と、慶一郎さんは顔をほころばせます。

「この世代はちょうど、ホカバ三種目がそろった昭和61年に小学6年生でした。私もAGNT(HNTの前身)メンバーでしたが、 小学生強化の創成期世代と言っても良いと思います。なので、この世代の皆さんは、立場は違っても、若い人への強化や普及が大切だということを肌感覚で知っているように思います。本当に活躍している方々が多くて、嬉しいです」

小園江慶一郎氏
写真:現役時代は当時珍しいシェークフォア表速攻型だった小園江慶一郎氏/撮影:ラリーズ編集部## どう変わるか、だけ

「元に戻るかどうかって考えると間違えるんですよね。どう変わるか、だけです」
取材の合間に、コロナ後の話題の中で、ふと慶一郎さんがつぶやいた言葉が印象に残っています。

この先の卓球業界について、卓球用具の小売、そして卸業も兼ねる立場からの言葉は、とても勉強になるものばかりでした。

「感じたままに書いて頂いて構いませんから。そうだ、お昼まだですよね、ラーメン食べに行きましょうか」

ITに精通するビジネスマンであり、でもやっぱり卓球場に生まれ育った卓球人であり、そして柔らかな人柄に、次はもっと突っ込んだお話も聞きに来ようと思ったのでした。

小園江慶一郎氏
写真:小園江慶一郎氏/撮影:ラリーズ編集部小園江慶一郎氏
ラーメン実に美味しゅうございました>>後編「夢の卓球の仕事、やってみてどうですか」 に続く

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