世界女王ら中国3選手が敗れる波乱 張本、早田は準々決勝に臨む<WTTカップファイナル3日目>
大会報道 世界女王ら中国3選手が敗れる波乱 張本、早田は準々決勝に臨む<WTTカップファイナル3日目>
2021.12.06 文:ラリーズ編集部
<WTTカップファイナル・シンガポール 日時:12月4日~7日 場所:シンガポール>
5日、WTTカップファイナルは2日目を迎え、男女シングルスの1回戦と準々決勝が行われた。
2日目総括
写真:張本智和(木下グループ)/提供:WTT男子シングルス1回戦には張本智和(木下グループ)が登場。マティアス・ファルク(スウェーデン)に3-0のストレートで勝利し、危なげなく準々決勝進出を決めた。他、ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)が林高遠(リンガオユエン・中国)に、クアドリ・アルナ(ナイジェリア)が梁靖崑(リャンジンクン・中国)に勝利する金星を挙げた。
写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT女子シングルス1回戦には早田ひな(日本生命)が登場。鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)との試合は、3度のデュースを含む接戦となったが、早田が逃げ切る形で3-1で勝利した。また、杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)が、世界選手権女王の王曼昱(ワンマンユ・中国)に3-0のストレートで勝利しする大金星を挙げた。
写真:佐藤瞳(ミキハウス)/提供:WTT女子シングルス準々決勝では佐藤瞳(ミキハウス)が登場した。王藝迪(ワンイーディ・中国)との試合では、第1ゲームをものにするも、中盤から王藝迪のペースとなり1-3で敗れた。男子でも樊振東(ファンジェンドン・中国)、王楚欽(ワンチューチン・中国)が、女子では陳夢(チェンムン・中国)が準決勝に進んだ。
3日目となる6日には、男女シングルスの準々決勝と準決勝が行われる。
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## 男子シングルス見どころ
写真:張本智和(木下グループ)/提供:WTT準々決勝で張本は香港のエース・黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)と対戦する。過去の対戦成績は4勝2敗と張本に分があり、先日の世界選手権でも張本は早田と組んで黄鎮廷のペアに勝利している。張本はベスト4進出なるか。
写真:ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)/提供:WTT準々決勝のもう1試合は、中国勢に勝利したアルナとカルデラノの直接対決となる。世界選手権でも活躍していた2人による試合は注目だ。準決勝では樊振東と王楚欽が世界選手権に続いて再戦となった。決勝に進むのはどちらか。
男子シングルス準々決勝組み合わせ
黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港) – 張本智和(木下グループ)
クアドリ・アルナ(ナイジェリア) – ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)
樊振東(ファンジェンドン・中国) – 王楚欽(ワンチューチン・中国)
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