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全種目で中国代表が優勝 “58歳の大ベテラン”倪夏蓮は準優勝<卓球・WTTコンテンダーノボメスト>

大会報道 全種目で中国代表が優勝 “58歳の大ベテラン”倪夏蓮は準優勝<卓球・WTTコンテンダーノボメスト>

2021.11.15 文:ラリーズ編集部
<WTTコンテンダー Novo Mesto大会 日時:11月8日~14日 場所:スロベニア ノボ・メスト>

14日、WTTコンテンダーのノボ・メスト大会は最終日を迎え、全種目の決勝戦が行われた。

男子シングルス総括

梁靖崑(リャンジンクン・中国)
写真:梁靖崑(リャンジンクン・中国)/提供:WTT男子シングルス優勝はラシュコ大会に続いて梁靖崑(リャンジンクン・中国)となった。王楚欽(ワンチューチン・中国)との決勝戦では、先に王楚欽に3ゲームを取られて窮地に追い込まれるも、第6ゲームを取って最終ゲームに突入。最後はデュースを梁靖崑が制して、2大会連続優勝を飾った。

木造勇人
写真:木造勇人(愛知工業大学)/提供:WTT日本代表では木造勇人(愛知工業大)、田中佑汰(愛知工業大)、神巧也T.T彩たま)の3名が本戦に出場した。田中、神は1回戦で敗退となったが、木造は1回戦で2019年世界選手権銀メダリストのマティアス・ファルク(スウェーデン)に勝利した。続く2回戦で周启豪(ジョウチーホウ・中国)に敗れ、日本男子の全試合が終了した。

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              ## 女子シングルス総括

劉煒珊(リュウウェイシャン・中国)
写真:劉煒珊(リュウウェイシャン・中国)/提供:WTT女子シングルス優勝は劉煒珊(リュウウェイシャン・中国)となった。倪夏蓮(ニーシャーリエン・ルクセンブルク)との決勝戦では第1ゲームのデュースを倪夏蓮が制す。しかし、劉煒珊が見事に倪夏蓮の異質の変化に対応して4ゲームを連取、4-1で優勝を決めた。

倪夏蓮
写真:倪夏蓮(ニーシャーリエン・ルクセンブルク)/提供:WTT準優勝となった倪夏蓮は準々決勝で、優勝候補であった王藝迪(ワンイーディー・中国)に3-2で勝利し金星を挙げた。東京五輪最年長出場の大ベテランが更なる進化を遂げている。

森さくら
写真:森さくら(日本生命)/提供:WTT日本代表で参加した森さくら(日本生命)は本戦から出場し、1回戦でスイスの選手に勝利した。2回戦では劉煒珊(リュウウェイシャン・中国)に2度のデュースを含む熱戦を繰り広げたが、1-3で敗退となった。

男子ダブルス総括

林高遠、周启豪
写真:林高遠(リンガオユエン)/周启豪(ジョウチーホウ・中国)ペア/提供:WTT男子ダブルスの優勝は林高遠(リンガオユエン)/周启豪(ジョウチーホウ・中国)ペアとなった。予選を抜けると決勝まで順当に勝ち上がり、梁靖崑(リャンジンクン)/王楚欽(ワンチューチン・中国)ペアとの同士討ちとなった。後半に林/周ペアが主導権を握り3-1で優勝となった。

篠塚大登、谷垣佑真
写真:篠塚大登/谷垣佑真(愛工大名電高)ペア/提供:WTT日本ペアは木造/田中ペアが予選で、篠塚大登/谷垣佑真(愛工大名電高)ペアが本戦の準決勝で、優勝した林/周ペアに敗れている。特に篠塚/谷垣ペアは序盤に2ゲーム連取してからの逆転を負けを喫し、あと1本が遠かった。

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王藝迪(ワンイーディー)/劉煒珊(中国)
写真:王藝迪/劉煒珊(中国)ペア/提供:WTT女子ダブルス優勝は王藝迪(ワンイーディー)/劉煒珊(中国)ペアとなった。予選を通過すると、本戦では決勝までわずか2ゲームしか落とさず勝ちあがってきた。ニーナ・ミッテルハム/ザビーナ・ウィンター(ドイツ)ペアとの決勝では終始主導権を握り3-0のストレートで優勝を飾った。

ニーナ・ミッテルハム、ザビーナ・ウィンター
写真:ニーナ・ミッテルハム/ザビーナ・ウィンター(ドイツ)ペア/提供:WTT準優勝となったニーナ・ミッテルハム/ザビーナ・ウィンターも同じく決勝まで失ゲーム数2と実力の高さを示した。

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