
【卓球技術】ペンホルダーや表ソフト必見!台上で先手を取るフォアフリックの基本
フォアフリックのポイント②身体全体を使う
加藤:2つ目のポイントは身体全体を使って打つということです。
フリックをするときについ腕や手先だけで打ってしまうことも多いと思います。しかしその場合はいるボールは入るけど、入らないボールは入らないようになってしまい、試合などの緊張した場面で安定して使うことができません。
そのため、フォアフリックをするときは、台の中で小さなフォアハンドを打つつもりで身体全体を使ってフリックするようにしましょう
加藤:3つ目は、足と手を一緒に出さないことです。
台上に入る際に足と手が同時に入ると、身体がボールに向かって突っ込んでいってしまうため、押す力が強くなりフリックが安定しなくなります。また、戻りも遅くなるため、次のボールにも対応できなくなってしまいます。
卓球はネットを超えさせるスポーツですので、やはり弧線を描くためにも、まずは足を先に動かして台上に入る、その後に打球する、といった順番を徹底するようにしましょう。このとき、注意してほしいのは右足だけで行かないようにすることです。右足だけで一歩で近づこうとすると、身体が台上に突っ込んでしまうので、左右、もしくは右左右など数歩に分けて台上に入っていくようにしましょう。
また、特にペンホルダーの選手はフォア前のフリックだけではなく、バック前の回り込みフリックも練習するとよいでしょう。
以上のことを意識して皆さんもぜひフォアフリックをマスターしましょう。
実際の練習動画 3:51~
## 動画はこちら 【卓球】フリックの基本を覚えれば台上が一段階強くなる!!
## KATO卓ちゃんねる
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