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【卓球技術】ロビング打ちを徹底解説 チャンスを決め切る技術を身につけよう

2021.10.15 文:瀬能吉紘コーチのYouTube 瀬能卓球チャンネルより
浮いたボールをスマッシュしても上級者は後ろからロビングで返してきます。そこで決められないとどれだけチャンスを作っても得点できません。

「これができると試合が変わる!脱中級者講座(瀬能クラブ・瀬能吉紘コーチ)」の第15回では、ロビング打ちのコツと練習法を、瀬能クラブの瀬能吉紘さんの技術指導を通して詳しく見ていきましょう。

瀬能吉紘
【瀬能吉紘(せのう よしひろ)】滝川第二高等学校から京都産業大学を経て、現在は瀬能クラブのオーナーを務める。インターハイでは団体5位、シングルス3回戦の経験を持つ。関西の強豪・京都産業大学では関西学生リーグ最多勝や、関西学生卓球選手権ではシングルス3位、ダブルス優勝などの実績を残している。社会人になってからも全日本選手権シングルス、ダブルス、ミックス出場など全国で活躍している。(写真提供:本人)このページの目次

  • [6 【連載】これができると試合が変わる!脱中級者講座]()

ロビング打ちの大前提

瀬能吉紘(以下、瀬能):今回は相手がしのぎの技術であるロビングをしてきたときの対応について解説します。

大前提として、ロビングをしてくる相手は台から離れた後ろの方から打ってきていることが多いです。そのためボールが自分のコートに来るまで時間ができますので、ロビング打ちをするときには毎回、打ちやすい場所までしっかりと足を動かしてから打球するということを忘れないようにしましょう。

ロビングにも、浅い、深い、曲がる、伸びるなどいろいろな種類がありますが、基本的にはどんなボールが来ても毎回打ちやすい場所までしっかり移動してから打球するというのは同じです。

しかし、打ちやすい場所まで移動しきれなかったというときには、少し力を弱めて確実に返球するようにしましょう。ミスをしない無理をしないことが大切です。

ロビング打ちの打球点について

瀬能:ロビング打ちをするときには打球点を意識する必要があります。

相手のロビングが浅い時には、しっかりと待ってから頂点を打球しましょう。

ロビングが浅いとき
ロビングが浅いときしかし、ロビングが深い時や伸びてくるときは頂点まで待ってしまうと台から離れたところで打球することになってしまいミスにつながります。そのため深いボールや伸びるボールは、バウンドして頂点より前の上り際で打球するようにしましょう。

ロビングが深いとき
ロビングが深いとき### 実際の練習動画 4:54~

## ロビングの打ち方について

瀬能:次に打ち方についてです。

ロビング打ちをするときに、ラケットが下から出てしまってオーバーミスをする人や、逆に上から下にたたきつけるように打ってしまってネットミスをする人をよく見ます。

ロビング打ちをするときには、ラケットは打球点と同じ高さからそのまま前に振るように意識しましょう。

また、バックスイングについてですが、チャンスボールだと思って後ろまで大きく引いてしまうと遅れたりぶれたりしてミスしてしまいます。そのため、バックスイングは体の少し後ろに引くぐらいにして打球点にしっかりと高さを合わせて打球しに行くようにしましょう。

最後にラケットの角度についてです。ロビング打ちをするときに面を被せすぎてしまうと打球がドライブになってしまって威力が出なくなってしまいます。そのため、ラケットの角度はフラットにしてしっかりと面に当ててスマッシュを打つようにしましょう。

以上のことを意識して皆さんもぜひロビング打ちをマスターしましょう。

実際の練習動画 7:38~

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## 瀬能卓球チャンネル

瀬能卓球チャンネルはこちら

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