木造勇人、世界卓球3位に勝利 台湾のベテランに苦杯も価値ある8強入り<アジア選手権>
国際大会 木造勇人、世界卓球3位に勝利 台湾のベテランに苦杯も価値ある8強入り<アジア選手権>
2021.10.04 文:ラリーズ編集部
<アジア選手権2021 日時:9月28日~10月5日 場所:カタール・ドーハ>
3日、アジア選手権は6日目を迎え、男子シングルス、男子ダブルスで日本勢が勝ち上がった。
木造勇人が強さ見せる
男子シングルスでは、3回戦からハイレベルな戦いが続いた。その中で目立ったのは木造勇人(愛知工業大学)だ。
写真:木造勇人/撮影:ラリーズ編集部木造は3回戦で陳建安(チャイニーズタイペイ)に3-0で勝利。アジア選手権男子団体で木造は陳建安に敗れており、そのまま団体も敗戦。悔しい思いをシングルスにぶつけ、見事リベンジを果たした。続く4回戦では、2019年世界選手権シングルス3位の安宰賢(アンジェヒョン・韓国)を3-2で退けた。
木造は、準々決勝では40歳・荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ) に苦杯をなめたものの、“天才左腕”と呼ばれてきたその力を国際舞台でも見せつけた。
また、吉村和弘(岡山リベッツ)も3回戦で林鐘勲(イムジョンフン・韓国)、4回戦でサティアン・グナナセカラン(インド)と実力者を退けたが、準々決勝で張禹珍(ジャンウジン・韓国)に敗れ、4強入りとはならかった。
写真:戸上隼輔(明治大学)/提供:新華社/アフロベスト8の壁を突破したのは戸上隼輔(明治大学)だ。篠塚大登(愛工大名電高)との日本人対決を制し、男子シングルス日本勢で唯一勝ち残った。
大会6日目の日本男子の結果は以下の通り。
男子ダブルス(大会6日目)
準々決勝
〇宇田幸矢/戸上隼輔 3-1 林兆恒/呉栢男(中国香港)
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