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“早稲田に入る”成績を出すべく磨いた勝つための思考法 インカレ全勝のスーパー1年生杉田陽南

思ったより大変な文武両道

写真:杉田陽南(早稲田大学)/撮影:槌谷昭人
写真:杉田陽南(早稲田大学)/撮影:槌谷昭人——ジュニアカに所属した香ヶ丘リベルテ高時代も含めて、大阪での卓球生活はどうでしたか? 杉田陽南:中学から大阪に行きましたが、私は小6での全国ベスト16が最高でした。 でも、周りには全国でベスト4に入ってる子たちだったり、四天王寺高校というライバルがいたり、日本生命という社会人のお手本がいたり、そういう環境で卓球ができたので、卓球に対する姿勢だったり、普通の高校生の意識ではないレベルでできていたんじゃないかと感じてます。

——ジュニアカからどうして早稲田大学進学を選んだのでしょうか? 杉田陽南:元々勉強が結構好きだったので、文武両道を考えると早稲田大学が一番環境が整ってるということを聞いて入学したいと考えました。 そもそも高校入学時は、早稲田大学に入学できるとは思っていませんでした。

写真:杉田陽南(早稲田大学)/撮影:槌谷昭人
写真:杉田陽南(早稲田大学)/撮影:槌谷昭人杉田陽南:そのため、入学するために努力を重ねました。 大阪は四天王寺高校がいて、全国大会に出場することが大変ですが、出場できれば全国で成績を残せるチャンスは高くなります。

だから、高1で国体代表を本気で狙って予選3位で滑り込んで、全国ベスト4の成績を出せて何とか、という感じです。

——早稲田大学に入ってまだ数か月ですけどどうですか?志望校でもあった早稲田での生活は。 杉田陽南:思ったより文武両道が大変です(笑)。私が通ってた高校もスポーツに重点を置いてたので、勉強もテスト前を特に頑張ることで成績をキープしていました。それに高校時代は卓球の成績を出さないと早稲田大学に進学する権利すら得られなかったので、一日中卓球のことを考えてました。

その生活からいきなり授業や課題をちゃんとこなしつつ、限られた練習時間でやるとなったので、考えてたより大変ですね。

写真:杉田陽南(早稲田大学)/撮影:槌谷昭人
写真:杉田陽南(早稲田大学)/撮影:槌谷昭人——思ったより両道だったと。 杉田陽南:はい(笑)。でも4月に入学してから徐々に自分のペースはできてきてるので、慣れてくればまた違うんじゃないかなとは思ってます。 私自身慣れるのに時間がかかってしまうので、ちょっと我慢の時期じゃないかと感じてます。

——早稲田での生活を通して、今後どうしていこうと考えてますか? 杉田陽南:人生は、卓球が終わった後の方が長いと考えています。 だからこそ全国のスポーツ系学部でもレベルが高いと感じている早稲田のスポーツ科学部において、自分が実際大学4年間競技を続けていく上で、スポーツに関することもいろいろ学びながら自分の卓球に取り入れつつ、そういったスポーツのジャンルではないところもしっかりと学んでいきたいと思っています。

写真:杉田陽南(早稲田大学)/撮影:槌谷昭人
写真:杉田陽南(早稲田大学)/撮影:槌谷昭人杉田は、選手としての自らを俯瞰し、客観視することが上手い選手だと感じた。中学時代から、レベルの高い環境で勝つためにはどうすれば良いかを考え抜いた結果身に付いたものなのだろう。

技術はもちろんのことながら勝ちにこだわる思考法に、1年生から名門校のレギュラーとして活躍できる理由を見た気がした。

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