• HOME
  • 記事
  • 卓球
  • 異例のキャリアを歩む卓球エリート 青森山田出身・高橋徹の“アスリート経験を仕事に活かす術”

異例のキャリアを歩む卓球エリート 青森山田出身・高橋徹の“アスリート経験を仕事に活かす術”

5年後のキャリアプランは経営者

写真:高橋徹(株式会社LaboLive)/撮影:ラリーズ編集部
写真:高橋徹(株式会社LaboLive)/撮影:ラリーズ編集部——社会人2年目となりましたが、これからの目標を教えて下さい。 高橋徹さん:直近だと、資格を取ろうと思って、業務前や業務終了後に勉強しています。 昨年はもITIL® FoundationというITの資格を取りました。年内は10月に基本情報技術者試験、11月に簿記2級の2つを受ける予定です。

——ITだけでなくビジネス系も勉強しているんですね。長期的なキャリアプランを考えてですか? 高橋徹さん:3年後には大学院か学部かわからないですが、電気通信大学に入学したいと考えています。もう一回大学に通い直して、2年間しっかりとコンピュータを勉強したい。 3年後に入学して大学院が2年だとすると5年。5年後にはラボライブの経営を任せて貰えるように成長したいと思っています。

(ラボライブ代表取締役の)雪本さんも応援してくれていて、簿記の資格を取るようにとアドバイスであったり、見積も全部僕に任せてくださったりしています。

社会人でも目標に向かって夢中になって頑張っていきたいですね。

写真:高橋徹(株式会社LaboLive)/撮影:ラリーズ編集部
仕事道具を持って、笑顔を見せる高橋さん最後に高橋さんは、「今後は試合を見てもらうだけでなく、実際に卓球に触れてもらう。大会の運営もしていく予定です」と次なる事業も一部明かしてくれた。

日本卓球界に根付く“青森山田魂”は、競技からビジネスへとフィールドを移しても消えることはない。高橋さんの描く未来が楽しみだ。

同級生・及川瑞基、三部航平インタビュー

>>「張本に勝ってすごいね」全日本王者・及川瑞基の心に火をつけたもの

>>「優勝直後も厳しかった」全日本王者・及川瑞基を支えた“中国の名将”と“欧州のプロ意識”

>>9連覇逃したインターハイ 絶望の敗北から三部航平が得たもの

>>三部航平「卓球人生終わるかも…」イップスの呪縛を経て見出した新たな挑戦

取材協力:LaboLive

ラボライブ

撮影場所協力:MI青春卓球CLUB

関連記事