【卓球】チームの末っ子も大奮闘 全国ホープス
大会最年少はポーカーフィスな”末っ子” 5歳 鈴木楓吹喜
写真:鈴木楓吹喜(青森TLクラブ)
青森県代表、青森TLクラブ所属の鈴木楓吹喜は大会最年少の5歳だ。卓球をはじめて4ヶ月での出場となった。他の出場選手に比べまだまだ小柄で、背中はゼッケンですっぽり隠れるほど小さく、卓球台はちょうど肩の高さだ。
写真:鈴木楓吹喜(青森TLクラブ)
小柄ではあるものの、戦いぶりは堂々たるもので、終始ポーカーフェイスなのだ。
年齢も身長も随分上の相手に、サーブで翻弄されたり、フォアバックの両コースに振られたりと苦戦していた印象だが、鈴木は淡々と自分のペースで試合を運んだ。
鈴木楓吹喜(青森TLクラブ)がセット間にアドバイスをもらう様子。
奥には左から櫻庭鈴佳(青森TLクラブ),鈴木友徳監督,高谷瑠菜(青森TLクラブ)
チームは第1ステージリーグ戦で1勝するも、第2ステージには届かなかった。初出場の鈴木は残念ながら勝ち星をあげることはできなかったが、試合後に話を聞いてみると、「緊張したけど、楽しかった」と答えてくれた。
そんな鈴木のことを、父でありチームの監督でもある鈴木友徳さんは、
「初めて出た大会で泣かないでできたことが良かった。卓球を通して、礼儀正しい子に育ってほしい」と話してくれた。
写真:鈴木楓吹喜(青森TLクラブ)
鈴木にはあと7回の全国ホープス出場チャンスがある。
小さな背中に大きな期待がかかる。
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写真提供:Rallys
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