「世界水泳」池江璃花子＆相馬あいが揃って準決勝進出！今夜準決勝に挑む

写真：池江璃花子（提供：YUTAKA/アフロスポーツ）
世界水泳6日目となる28日、女子50メートルバタフライの予選が行われた。

日本期待の池江は得意のバタフライで予選全体3位（タイム25秒50）に入り、準決勝に進出した。

女子100メートルで準決勝敗退となっていた相馬あいもこの50メートルでは良い泳ぎを見せ、全体6位（タイム25秒96）で準決勝進出を決めている。

闘病中に激励されたライバルのサラ・ショーストロムは準決勝でも隣のレーン

池江は2019年2月7日に体調を崩し東京オリンピックの合宿を途中で切り上げ帰国、その後白血病と診断され、闘病を続けていた。

そんな中、ライバルであり親友でもあるサラ・ショーストロムは池江に激励のメッセージを送っている。

不屈の闘志で治療を乗り越えた池江は、2019年12月17日に退院し競技を本格的に再開。

2024年のパリオリンピックを目指すことになった。

特別な存在であるサラ・ショーストロムと隣のレーンで泳いだことは、池江にとって特別な感情を抱かせるものだったはずだ。

実際に池江は予選終了後、「気合はめちゃめちゃ入っていましたね」と笑顔で話している。

準決勝も隣のレーンで泳ぐことが決まっているが、相手は世界記録保持者であるため厳しい戦いになるのは間違いない。

しかし、ライバルが隣で泳ぐという環境は、池江自身の泳ぎを最大限に高めてくれるはずだ。

準決勝は今夜行われ、決勝は明日の夜の予定となっている。

相馬あいも全体6位と上々の泳ぎを見せているだけに、準決勝で日本人選手2人がどのような泳ぎを見せてくれるのか、注目だ。