「世界水泳」鈴木聡美、32歳で50メートル平泳ぎ自己ベスト更新、予選突破&決勝進出
鈴木聡美(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
7月29日、世界水泳の女子50メートル平泳ぎ予選が行われ、鈴木聡美が30秒29のタイムで予選を突破した。
32歳にして自己ベストを更新した鈴木は同日に行われた女子50メートル平泳ぎ準決勝に進出していた。
今夜行われた準決勝では、30秒33のタイムで4位となり全体8位で決勝進出を果たした。
32歳にして予選自己ベスト更新!準決勝も好タイムで決勝進出
予選で自己ベストを更新した鈴木は、「目標の29秒台に向かって突き進むような力強いレースができたら」と意気込んでいた。
地元福岡での開催となった今回の世界水泳では家族も観戦に訪れていたため、最高のモチベーションで臨むことができた。
鈴木が登場すると、会場からは大きな声援が飛んだ。
スタートはまずまずだったが、25メートル付近までは5番手あたりだったが、最後に差し切り4位となった。
32歳にして成長中の鈴木聡美
鈴木は4月の日本選手権で出した自己ベスト記録をわずか3ヶ月後の世界水泳の予選で塗り替えてしまった。
一般的にスポーツ選手の32歳は、体力や瞬発力などが低下し、記録が出しにくくなるものだが、鈴木は逆に32歳で最高レベルに到達している。
2012年ロンドンオリンピックで日本の女子競泳史上初となる個人種目複数メダルを獲得(女子200メートル平泳ぎで銀メダル、女子400メートルメドレーリレーで銅メダルを獲得)した鈴木は、10年以上経った今も第一線で戦い続けている。
今年の日本選手権でも金メダルを獲得しており、今後さらに実力を上げていくはずだ。
無事8位で決勝に進出しており、決勝での素晴らしい泳ぎにも期待がかかる。
女子50メートル平泳ぎ決勝は明日行われる。
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