「世界水泳」あるぞ16歳成田実生のメダル獲得、400m個人メドレー予選全体3位で決勝へ
成田実生(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
7月30日、世界水泳の女子400メートル個人メドレーで日本代表最年少の成田実生(16)が4分38秒05のタイムで決勝進出を果たした。
決勝は本日夜に行われる。
成田は200メートル個人メドレーで準決勝に進んだものの全体12位で準決勝敗退していたが、雪辱を果たすことに成功した。
ジュニア選手権3冠の成田が初のシニア大会で結果を残した
200メートル個人メドレーでは、「顔がこわばってしまうくらい緊張した」とコメントしていた成田だったが、この400メートル個人メドレーでは、「周りを気にせずに泳ぐことができた」と胸を張った。
想定では上位に食い込むのは難しいと考えていた(エントリータイムで9番手だったため)が、本番で素晴らしい泳ぎを見せ全体3位となる4分38秒05のタイムで決勝進出を決めた。
「後半バテたので修正したい」とコメントしており、16歳の期待の若手選手がメダルを獲得する可能性も出てきた。
2022年は世界ジュニア選手権で3冠に輝いており、今後の日本水泳界を背負って立つ存在になるのは間違いないだろう。
若さゆえ筋肉量が少なめで線が細いが、その線の細さ(体重の軽さ)を活かした水の抵抗が少ない泳ぎが魅力だ。
ポジティブな性格な成田はこの大きなチャンスを成長するための最高の舞台と捉えていることだろう。
今大会は日本での開催ながら苦戦を強いられている日本代表。
成田が希望の光として輝いてくれるかもしれない。
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