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メッシ有終の美、伝説の決勝戦は今大会ベストバウト、死闘はPK戦の末アルゼンチン優勝
写真:メッシ(AP/アフロ)
ついにメッシがキャリアで唯一足りなかったタイトルを獲得した。
12月19日、カタールW杯決勝戦「アルゼンチン対フランス」の一戦が行われ、3-3(PK4-2)でアルゼンチンが勝利した。
アルゼンチン代表は通算3度目のW杯優勝、メッシにとっては悲願の初優勝となった。
メッシのPKで先制、ディ・マリアが貴重な追加点
準決勝からディ・マリアがスタメンに復帰したアルゼンチン代表。
対するフランスは、モロッコ戦からスタメン2人を変えて、ベストメンバーで決勝戦に臨んだ。
試合は序盤から両チーム激しいプレス合戦となる。
前半10分にはロリスが倒れ試合が一時中断するも、プレー再開。
試合が動いたのは前半21分。
中央から崩しながら最後はディ・マリアがドリブルで仕掛けると、これをデンベレが後ろから倒してしまい、アルゼンチンがPKを獲得する。
このPKをキャプテンのリオネル・メッシが冷静に右隅に決めアルゼンチンが先制する。
さらに前半36分、アルバレスが右サイドに開き中央にスルーパスを送る。
これに反応したのはマックアリスター。
逆サイドにパスを送ると、ディマリアが冷静にゴールにシュートを流し込む。
メッシが起点となった見事なカウンターがゴールへと繋がり、貴重な追加点を奪った。
エムバペは後半に爆発、フランスは一気に同点に追いつく
決勝戦での大爆発が期待された新世代の旗頭であるエムバペは、アルゼンチンの激しい守備に「後半途中まで」は沈黙した。
フランス代表はアルゼンチンの覇気に気圧された形となった。
しかし、後半30分を過ぎると一気に試合がフランスペースへと傾く。
後半33分にコロムアニがオタメンディに倒されPKを獲得し、エムバペがゴールを挙げる。
このゴールでメッシの6ゴールに並ぶ。
勢いはこれで止まらない。
1分後、中盤でメッシがクンデにボールを奪われると、フランスが速攻を仕掛ける。
最後はエムバペが強烈なボレーシュートを決め、一気に同点に追いついた。
これで試合を振り出しに戻したばかりか、得点ランキングもトップに躍り出た。
アディショナルタイムには、中央でメッシが強烈なシュートを放つも、ロリスがファインセーブでピンチを凌ぐ。
このまま90分+アディショナルタイムが終了し、決勝戦は延長戦に突入する。
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