
写真:上田綺世(Panoramic/アフロ)
オランダのフェイエノールトが、日本代表FW上田綺世に強い関心を示しているとオランダメディア『soccernews』が報じた。
すでに今季よりセリエAに昇格するジェノアが関心を寄せており、この2クラブのどちらかに移籍が決定する可能性が高まった。
上田は以前からブンデスリーガの複数クラブやモナコ、RCランス、スポルティングなどからも関心を寄せられていた。
スポルティングが新たなFW獲得で上田獲得の可能性がなくなる
上田の有力な移籍先候補として名前が挙がっていたスポルティングだが、スウェーデン代表FWのヴィクトル・ギョケレシュの加入が確実となった。
これにより、スポルティングが同タイプの上田を獲得する可能性がほぼなくなった。
モナコやRCランス、ブンデス複数クラブに関しても、正式なオファーが届いていないため、新たに上田に興味を示しているフェイエノールトとジェノアのいずれかのクラブへの移籍が有力となったのだ。
フェイエノールトに移籍ならばCLにも出場できる
上田の移籍先として噂されるフェイエノールトは、昨季エールディヴィジを制しており、今季のCLにも出場する。
オランダ覇者ということでポッド1に入っているため、組合せ的にも決勝トーナメントに行ける確率も高いと言えるだろう。
すでに上田に対する正式オファーも準備しており、交渉が始まり次第一気に話がまとまる可能性もある。
4大リーグではないが、CL出場常連クラブであり、過去に小野伸二や宮市亮など日本人選手もプレーしていることから比較的スムーズに受け入れてくれるはずだ。
理想としては4大リーグの1つであるブンデスリーガのクラブに移籍してレギュラーになることだが、オランダ王者であれば十分にステップアップだと言えるだろう。
ジェノアならば4大リーグでありスタメンも奪いやすい
新シーズンからセリエAに復帰するジェノアは、元イタリア代表FWのジラルディーノ監督が指揮を執っている。
名FWであったジラルディーノ監督から直接指導を受けられることで、上田もさらに成長できるはずだ。
CLやELなどの欧州コンペティションへの参加は難しいが、4大リーグでプレーできるというのは大きなメリットだろう。
昇格組ということでスタメンも奪いやすいが、降格争いは避けられず、最悪は1年でセリエBに降格してしまう可能性もある。
果たして上田はどのクラブでプレーすることになるのか、その動向に注目しよう。
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