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久保建英

レアル・ソシエダがアーセナルSBティアニー獲得に乗り出す、久保と冨安に大きな影響を及ぼす可能性も

写真:なかしまだいすけ/アフロ
8月8日、レアル・ソシエダがアーセナルに所属しているキーラン・ティアニーの獲得に乗り出したとスペインメディア『Relevo』が報じた。

完全移籍ではなく、1年間のレンタル移籍での獲得を目指しているとみられる。

このティアニーの去就によっては、日本代表の久保建英や冨安健洋に大きな影響をもたらす可能性がある。

補強が遅れているソシエダにとっては大きな戦力に

今季CLに参戦するレアル・ソシエダだが、左SBとトップ下の補強が未だにできていない。

CFはライプツィヒからアンドレ・シウバを獲得、右SBもレンヌからアマリ・トラオレを獲得したため問題はないが、ダビド・シルバが引退となったトップ下と弱点である左SBの補強は、ラ・リーガ2年連続4位以内とCLでの決勝トーナメント進出を果たすためには必須だ。

確かな実力者であるアーセナルの左SBキーラン・ティアニーを獲得することができれば、大きな戦力として久保に良い影響をもたらすことだろう。

ティアニー本人は故郷のスコットランドに近いニューカッスルへの移籍を希望しているとされているが、今季のニューカッスルは優勝を狙えるほどの戦力を有しているため、ライバルへの人材流出はアーセナル側が拒む可能性が高い。

ティアニー移籍なら冨安のアーセナルでの序列にも変化が起こる

今季のアーセナルは、積極的な補強で打倒マンチェスター・シティも夢ではなくなっている。

DFラインに関しても、4000万ポンド(約72億円)の移籍金でアヤックスからユリエン・ティンバーを獲得し、盤石の体制を整えた。

もしもティアニーがソシエダに1年間移籍したとしても冨安が左SBでプレーできるため、チームとして不安になることもない。

冨安にとっても、右SBでベン・ホワイトとティンバーに次ぐ3番手として過ごすよりも、左SBの2番手として過ごす方が圧倒的に出場機会は増えるはずだ。

奇しくもティンバーの移籍は久保と冨安にポジティブな影響をもたらすことになる。

果たしてティンバーの移籍は実現することになるのか、その動向に注目だ。

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