• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • W杯ベスト8を目指すための日本代表新監督は、「日本を良く知る外国人監督」が適任
W杯,サッカー,ワールドカップ,森保ジャパン

W杯ベスト8を目指すための日本代表新監督は、「日本を良く知る外国人監督」が適任

写真:Koji Watanabe/Getty Images Sport
ベスト8を目標としていた日本代表のW杯は、ベスト16という結果に終わった。

ドイツやスペインといった優勝候補国と同じグループに入ったことを考えれば、十分な結果とも捉えられる。

しかし、4年後のW杯で分厚いベスト16の壁を突破するためには、やはり欧州での指揮の経験がある外国人監督がベストであるとも言える。

ベスト16に進出した監督のうち3人が日本人監督だが

日本サッカー協会の会長である田嶋幸三氏は、「日本人監督の方がコミュニケーションがとりやすい」との理由で、今後も日本人監督を起用するつもりである意向を示した。

森保監督も、「依頼があれば断る選択肢はない」との姿勢を見せているため、続投の可能性は高いだろう。

確かに、言葉の壁がなく細かな部分も確認できるメリットは大きく、実際に日本代表がW杯でベスト16に進出した4回のうち、3回が日本人監督である。

しかし、その内容を振り返ってみると、とてもベスト8を狙えるようなものではない。

守備を固めてカウンターといった「弱者のサッカー」でなんとかもぎ取ったベスト16であると言える。

4年後を目指す選手たちの口からも、「今のサッカーを続けたいわけではない」といった内容のコメントが非常に多い。

森保監督続投の可能性を伝えるニュースには、多くの反対コメントが寄せられているのだ。

日本を良く知る外国人監督という選択肢

日本人の特性は日本人監督が一番理解しているのは確かだが、外国人監督の中にも日本人の特性を良く理解している人もいる。

そういった監督のうち、欧州クラブや外国の代表監督を経験した者であれば、ベスト8を目指す日本代表の監督としてベストなのではないだろうか。

・ドラガン・ストイコビッチ

・アンジェ・ポステコグルー

・ケヴィン・マスカット

・ミヒャエル・スキッベ

ヨアヒム・レーウ氏やマルセロ・ビエルサ氏、ロベルト・マルティネス氏といったビッグネームも候補として噂されているが、「日本を良く知る」といった点で合致しないため、やはり上記の候補者の方が適任ではないか。

いずれにしても、日本人選手が欧州の中堅やトップクラブで活躍している現状を踏まえれば、監督もそれに見合った「格」が必要であると言えるだろう。

遅くとも年明けにも次期日本代表監督は決定する。

はたして森保監督の続投か、それとも外国人監督か。

最高の選手が揃う現在の日本代表なだけに、監督選びが4年後のW杯でのベスト8進出に大きな影響をもたらすことだろう。

関連記事