
写真:板倉滉(7044sueishi/アフロ)
12月7日、カタールW杯でベスト16という素晴らしい結果を残した日本代表メンバーが日本に帰国した。
約650人のファンが出迎え、多数の報道陣も集まった。
目標であるベスト8は逃したものの、ドイツ、スペインを破り見事決勝トーナメント進出を果たした日本代表選手の何人かは、今後のステップアップ移籍も考えられる。
ドイツ戦、スペイン戦でゴールを決めた堂安律はオファー殺到か
堂安のW杯における2ゴールは、さらなるビッグクラブのきっかけとなる可能性がある。
すでにユベントスやアーセナルといった強豪クラブから興味を持たれているとされており、来夏のタイミングでステップアップする可能性もある。
ただし、現在所属するフライブルクがブンデスリーガで好調を維持しており、この勢いのままシーズンを終えれば来季はCL(チャンピオンズリーグ)に出場することも可能となるため、移籍決断は難しい判断となるだろう。
W杯で一躍その名を広めた三笘薫はCL出場チームへ移籍か
すべての試合で途中出場ながら圧倒的な存在感を見せた三笘も来夏のステップアップの可能性がある選手であると言えるだろう。
すでにプレミアリーグでも通用することを証明しつつあることからも、CLの舞台でも活躍できるはずだ。
リヴァプールを筆頭に、欧州のビッグクラブが狙ってくることだろう。
フランクフルトでの実績によりステップアップ濃厚な鎌田大地
鎌田にとってのカタールW杯は残念な結果となったが、それでもフランクフルトでの実績は圧倒的だ。
12得点3アシストという数字をどこまで伸ばすかにもよるが、すでにドルトムントやACミラン、セビージャ―、ベンフィカといったCL常連チームから興味を持たれている。
フランクフルトとの契約延長の交渉次第では、今冬にも移籍が実現する可能性もあるだろう。
ボルシアMGの板倉はドイツ国内の強豪へ移籍の可能性も
日本代表が決勝トーナメントに進出できた大きな要因の1つが、板倉の復帰だろう。
膝の靭帯部分断裂から早期の復帰を実現させ、W杯のグループステージでハイレベルな守備を披露した。
怪我をする前もボルシアMGでMVP級の活躍を見せており、確実に欧州での評価は高まっている。
ボルシアMGが来季のCLやELの出場権を獲得できないようだと、バイエルンやドルトムントといった強豪クラブへの移籍も考えられるかもしれない。
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