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W杯ドイツ戦で不安視されるCK、FKを解決するGKシュミット、DF伊藤洋輝を起用するという選択肢

日本時間11月23日22:00にキックオフ予定となっている「ドイツ対日本」の一戦だが、数日に迫った現在でもスタメン予想が難しい状態であると言える。

特に怪我人多発でベストメンバーが組めない可能性が不安視されているが、カナダ戦ではもう1つの不安要素が浮かび上がってきた。

それが「CK、FKにおけるハイボールの処理」だ。

カナダ戦で浮き彫りになった権田のハイボールへの対応力

権田はA代表で30試合以上を経験している実力あるGKであるのは確かだ。

抜群の反射神経を活かしたシュートストップで、数々のピンチを救ってきた。

正確で速いパントキックも魅力で、速攻のきっかけを作ることも可能だ。

しかし、11月17日に行われたカナダ戦では、そういった特徴とは別の、「もろさ」を露呈してしまった。

それが「ハイボールの処理」だ。

権田は身長が187㎝と決して低いというわけではないが、GKとしては高さを武器にできるほどではない。

さらに、ハイボールに対しての飛び出しの有無の判断力や勇気といった面で、大きな不安を感じさせる。

試合後もその点はかなりメディアに指摘されており、当然のことながらこのカナダ戦はドイツ代表もチェックしているはずだ。

もしも権田がドイツ戦でスタメンとしてピッチに立つならば、「穴」として狙われることになるだろう。

180㎝後半から190㎝程度という高身長の選手が多いドイツ代表に対して、ハイボール処理に不安がある権田を起用するのはかなりリスキーであると言えるだろう。

シュミット・ダニエルと伊藤洋輝をスタメン起用し高さのあるDF陣を形成する選択肢も

GKについては、権田ではなくシュミット・ダニエルをスタメンで起用すべきだろう。

197㎝という高身長であり、CKやFKの場面で力を発揮できるはずだ。

また、左SBは伊藤洋輝をスタメン起用するのもありだろう。

ブンデスリーガでバイエルンやドルトムントといった強豪クラブとも日常的に戦っており、なにより186㎝と高身長である点がプラス材料となる。

GK
シュミット・ダニエル 197㎝

DF
伊藤洋輝 186㎝
吉田麻也 189㎝
板倉滉 186㎝
酒井宏樹 185㎝

このように、ドイツ代表の高さにも対抗できるDF陣が完成する。

冨安健洋の状態が良いならば、冨安をスタメンで起用するのもありだろう。

冨安も188㎝の高身長であり、スピード面でも振り切られることがない。

はたしてドイツ戦のDF陣はどのような顔ぶれになるのか、注目だ。

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