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高井幸大(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

「サッカー日本代表」谷口彰悟が左足首負傷!W杯アジア最終予選のCBスタメンは20歳の高井幸大か

高井幸大(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
11月8日、「シント=トロイデン対メヘレン」の一戦が行われ、2-1でシント=トロイデンが勝利した。

試合には勝利したものの、日本代表DF谷口彰悟(33)が左足首を負傷し途中交代となった。

谷口は11月シリーズのW杯アジア最終予選のメンバーにも選ばれていたが、辞退が濃厚となった。

谷口の穴は瀬古歩夢か橋岡大樹かそれとも高井幸大か

谷口はこれまで最終予選の4試合すべてで先発出場しているため、日本代表にとっては不安材料が増える形となった。

今回も3バックシステムを採用した場合は、CBとしてプレー可能な瀬古歩夢、橋岡大樹、高井幸大のいずれかが先発を担うことになるはずだ。

対戦相手はFIFAランキング130位のインドネシア、92位の中国となるため緊急事態とまではいかないが、いずれもアウェーでの試合となるためやや不安は残る。

高井幸大という選択肢がもたらす影響

最も谷口の代わりとして期待の声が大きい選手が、高井幸大だ。

W杯アジア最終予選第1節の中国戦で代表デビューした高井は、日本サッカーの将来を担う逸材だ。

オリンピックでの活躍が認められ20歳で代表デビューした高井はJリーグの試合で右内転筋肉離れを起こし一時代表からも離脱となっていたが、すでに復帰しており再び招集されている。

192㎝と高さもあり、対人能力はもちろんビルドアップ能力もある。

なにより20歳とは思えぬほど落ち着いたプレーができるのは、大きな強みであるといえるだろう。

高井ならば、フロンターレの大先輩である谷口の穴を十分に埋められるはずだ。

もしもインドネシア戦と中国戦の2試合(もしくはそのどちらか)でスタメンで出場することができれば、日本代表にとってもポジティブな影響が及ぶはずだ。

中村敬斗の活躍など攻撃陣ではスタメン争いが活性化されているが、CBに関しては序列がはっきりとしており競争意識が低くなっている。

20歳の高井がCBのスタメンとして出場しハイパフォーマンスを見せられれば、一気にCBのレギュラー争いも激しくなるはずだ。

優秀な若手の出現によって競争意識が高まる状況は、サッカーに限らず良い影響をもたらす可能性が高い。

果たしてインドネシア戦と中国戦は高井のポテンシャルにかけるのか、それとも経験値で上回る瀬古歩夢、橋岡大樹のいずれかを起用するのか。

森保監督の決断に注目だ。

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