「W杯アジア最終予選」アウェー2連戦の注目は古橋亨梧、高井幸大、中村敬斗の3選手
中村敬斗(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
11月7日、北中米W杯アジア最終予選11月シリーズに臨むサッカー日本代表メンバーが発表された。
上田綺世の負傷により古橋亨梧が約1年ぶりに代表復帰を果たした。
11月シリーズは15日にインドネシア戦、19日に中国戦(共にアウェー)の2試合を予定している。
11月シリーズ日本代表メンバー
GK
大迫敬介
谷晃生
鈴木彩艶
DF
長友佑都
谷口彰悟
板倉滉
町田浩樹
橋岡大樹
瀬古歩夢
菅原由勢
高井幸大
MF/FW
遠藤航
伊東純也
南野拓実
古橋亨梧
守田英正
大橋祐紀
鎌田大地
三笘薫
小川航基
前田大然
旗手怜央
堂安律
田中碧
中村敬斗
久保建英
藤田譲瑠チマ
注目は古橋、高井、中村の3選手
招集メンバーのベースは変わっておらず、「3-4-2-1」もしくは「4-2-3-1」のいずれかのフォーメーションで臨むのも変わらずだろう。
アウェーとはいえ、対戦相手はグループCの5位と6位のチームとなるだけに勝利は必須となる。
両者とも引いてブロックを作りながら引き分けを狙ってくる可能性が高いだけに、前半に先制点が取れるかどうかが大きなポイントとなるだろう。
注目選手は古橋亨梧、高井幸大、中村敬斗の3選手だ。
古橋は上田綺世の負傷によってチャンスを得た形となっており、年齢的にもラストチャンスという位置づけとなるだろう。
CFは小川航基の先発が濃厚だが、途中出場で結果が出せれば2戦目でスタメン出場することも可能となるはずだ。
攻撃的なポジションでは、中村敬斗にも注目だ。
所属するスタッド・ランスと日本代表のどちらでも結果を残しており、オーストラリア戦でも圧巻のプレーを披露した。
現エース三笘薫をベンチに追いやる可能性もあるが、「共存」の形もありえる。
森保監督が中村をどのように起用するかは、大きなポイントの1つであるといえるだろう。
そして高井幸大にも注目だ。
20歳で代表デビューし今後が期待されていた高井だったが、Jリーグの町田ゼルビア戦で右内転筋肉離れの負傷を負い10月シリーズは招集されなかった。
すでに11月1日の鹿島戦で復帰しており11月シリーズに招集されたわけだが、ベンチを温めるにはもったいない逸材だ。
ここ数試合パフォーマンスの低さが目立つ谷口彰悟の代わりに先発出場させるといった大胆さも「あり」だといえるのではないか。
W杯アジア最終予選のアウェー戦を20歳という若さで出場できれば、間違いなく良い経験となることだろう。
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