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上田綺世が欠場する11月のW杯最終予選2連戦 解決策は小川航基かそれとも古橋亨梧のサプライズ招集か

写真:上田綺世(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
11月4日、フェイエノールトは日本代表FW上田綺世の年内欠場を発表した。

上田はこの負傷に伴い11月に行われる北中米W杯アジア最終予選2連戦(インドネシア戦、中国戦)の欠場も確定した。

上田自身のキャリアにとって痛い負傷離脱に

チームのエースであるヒメネスの負傷離脱によって大きなチャンスを得た上田にとって、今回の負傷は非常に大きな痛手となった。

公式戦3戦連発と調子を上げ、「ヒメネスの代わりを務められる」といった雰囲気が出てきた矢先の負傷であったことを考えれば、上田のキャリアにとってはかなりネガティブな出来事であったといえるだろう。

年明けに復帰となる予定だが、ヒメネスも同時期もしくは2月あたりに復帰する可能性が高いため、上田は復帰後も厳しい状況が続くはずだ。

11月のアジア最終予選2連戦のCF問題は小川航基かそれとも古橋亨梧のサプライズ招集で対応か

3勝1分けの勝ち点10でグループCを独走している日本代表だが、上田の離脱によってCFは不安要素となった。

とはいえ、NECナイメヘンの小川航基が3日に行われたリーグ戦で2得点を挙げ、エールディヴィジの得点ランキング8位タイに浮上していることを考えれば、小川を軸にしても大きな戦力ダウンにはならないだろう。

将来を期待されながらU-20代表の試合で左膝の前十字じん帯断裂および半月板損傷の大怪我を負いキャリアが一時停滞した小川だったが、不屈の闘志でA代表のCF2番手まで成長してきた。

上田の負傷離脱は小川にとって千載一遇のチャンスであり、この2連戦で大活躍すれば序列をひっくり返せる可能性もある。

また、CFでいえば古橋亨梧のサプライズ招集を期待する声も大きくなっている。

約1年間A代表から遠ざかっている古橋だが、所属するセルティックでは変わらず得点を量産し続けている。

森保監督が理想とするタイプのCFではないかもしれないが、上田が負傷離脱した現時点では小川とともにCFの戦力として必要であるといえるだろう。

果たして小川は2連戦で結果を残し上田の穴を埋めることができるのか。

そして古橋のサプライズ召集はあるのか。

日本代表メンバーの発表は、11月7日(木)14時を予定している。

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