FIFAランキング161位ミャンマーと93位シリアとのW杯2次予選、中村敬斗らの台頭で主力招集回避という選択肢も
中村敬斗(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
10月17日に行われたキリンチャレンジカップのチュニジア戦を2-0で勝利し6連勝となった日本代表だが、来月には早くもW杯2次予選がスタートする。
来月16日にミャンマー戦(ホーム)、同月21日にシリア戦(アウェー)が行われるが、いずれもFIFAランキングでは遥か格下であるため、「ベストメンバーを招集すべきではないのでは?」といった声が多くのサポーターから上がっている。
特にCLや各国リーグの優勝争いをしているクラブに所属している選手たちは、クラブを優先した方が良いとの見方もできる。
W杯2次予選からは招集メンバーが26名→23名に戻る
ミャンマー代表のFIFAランキングは161位、シリア代表は93位。
19位の日本代表からすると、あまりに力の差を感じる試合となるだろう。
2015年に行われたW杯2次予選でシリアと対戦した際は3-0と大差は付けられなかったが、42℃を超える暑さの中行われた試合ということも影響したといえるだろう。
ホームで行われたシリア戦では圧倒的に攻めて5-0で勝利している。
11月の対戦ではシリアのホームとなるため、再び暑さの中で戦う可能性もある。
W杯2次予選からは招集できるメンバーが26名→23名に戻るため、主力選手を優先して招集するのではなく、「コンディションの良さ」で招集メンバーを決めた方が良いといえるだろう。
主力数名を未招集にする選択肢も
ミャンマーについては、2021年5月に行われたW杯2次予選で10-0と圧勝しており、11月の対戦では日本のホームで行われることから圧勝は間違いないと考えられる。
そうした状況を踏まえれば、CLに出場している久保建英や冨安健洋、上田綺世、鎌田大地らは招集を見送るべきかもしれない。
また、ELに出場している三笘薫や遠藤航、守田英正らも未招集の対象としても良いだろう。
しかし、例えば上記の7名を未招集とした場合、チームの戦い方が崩れてしまう可能性があるため、未招集を5名程度に絞るという選択肢もあるだろう。
久保建英→伊東純也、鎌田大地、南野拓実
三笘薫→中村敬斗、前田大然
守田英正→旗手怜央、田中碧
冨安健洋→町田浩樹、谷口彰悟
上田綺世→古橋亨梧、浅野拓磨
上記の5名を未招集にしたとしても、代わりを務められる選手が複数人いるため、戦力が大幅に低下することもないだろう。
果たして森保監督はW杯2次予選にベストメンバーを招集するのか、それとも主力の何名かを未招集とするのか、その判断に注目だ。
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