
ドイツ戦予想スタメン!ポゼッション重視かそれともバランス重視か、鍵を握るのは久保建英と伊東純也の使い方
写真:久保建英(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
いよいよ国際親善試合のドイツ戦が行われる。
9月10日3時45分にキックオフ予定(日本時間)となっている「ドイツ代表対日本代表」だが、「日本代表がどのようなスタメンで臨むのか」が注目されている。
森保監督は前日会見で「4-2-3-1で戦う」と明言しているが、果たして誰がどのポジションで起用されるのだろうか。
ドイツ戦のテーマ
今回のドイツ戦では、「ポゼッション率」がテーマとなる。
カタールW杯での対戦では、勝利したもののポゼッション率は27%と完全に主導権は握られていた。
今回行われるドイツ戦では、チームや個人としての成長を確認する意味でも「引き過ぎずある程度ポゼッションもできる戦い方」をテーマとして戦うことになる。
そのテーマを踏まえた上で、予想スタメンをいくつか挙げてみよう。
予想スタメン案①「ポゼッション型」
GK
シュミット・ダニエル。
DF
伊藤洋輝
冨安健洋
板倉滉
菅原由勢
MF
遠藤航
守田英正
鎌田大地
久保建英
三笘薫
FW
上田綺世
このスタメンであれば、ポゼッション率が前回対戦時のように27%前後になる可能性は低いだろう。
遠藤、守田のダブルボランチと鎌田のトップ下という中盤は守備強度もありながら繋ぐ力もある。
両WGは欧州トップクラスの実力を誇る久保と三笘なだけに、ボールを預ければチーム全体の矢印を前に向けさせることができる。
また、ポストプレーができる上田をCFに配置することで、より落ち着いて攻撃することが可能となる。
ビルドアップが上手い板倉、冨安が両CBを務めるというのもポゼッション率を高めるためには有効な選択肢となるだろう。
もしも伊藤と三笘の縦関係が良くなければ、冨安と伊藤をポジションチェンジさせるといった形も可能だ。
ビルドアップが上手く守備面での負担を軽減できる冨安が左SBにいれば、三笘はかなり仕掛けやすくなることだろう。
もしもこのスタメンでも圧倒的にポゼッションされるようならば、菅原由勢を伊東純也に代えて3-4-2-1に可変しても良いかもしれない。
予想スタメン案②「バランス型」
GK
シュミット・ダニエル。
DF
伊藤洋輝
冨安健洋
板倉滉
菅原由勢
MF
遠藤航
守田英正
伊東純也
久保建英
三笘薫
FW
上田綺世
鎌田大地をベンチスタートさせ、伊東純也がスタメン出場するこのスタメン案であれば、より守備と攻撃のバランスは良くなるはずだ。
伊東純也は深い位置まで戻って守備ができるがゆえに、チームとしての守備の安定度は高まる。
その分ポゼッションはしにくくなるが、トップ下の久保と左WG三笘、CFの上田の三角形は強力で、3人だけでチャンスを作ることも可能となる。
左で作って右の空いたスペースに伊東純也を走らせビッグチャンスを作るといった形であれば、ドイツ相手でも得点できるはずだ。
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