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三笘薫(写真:新華社/アフロ)

日本代表の2列目は2025年も熾烈な争いに!それぞれがクラブでも得点アシストを積み上げ重要な選手に

三笘薫(写真:新華社/アフロ)
6月に行われるワールドカップアジア最終予選第9節、10節を待たず3月の第7節、8節でワールドカップ出場を決める可能性が高まっている日本代表だが、チーム内の競争はより激しくなってきている。

特に競争が激しいポジションといえば2列目だろう。

久保建英、堂安律、伊東純也、中村敬斗、三笘薫、南野拓実、鎌田大地の6人による2列目争いは、北中米ワールドカップまで続く可能性が高い。

各選手が所属クラブで活躍し得点とアシストを積み上げている

日本代表の試合においても甲乙つけがたい活躍を見せる6選手だが、各選手所属クラブにおいても確かな存在感を放っている。

まずは得点とアシストの数字を挙げてみよう。

・久保建英 5得点 3アシスト
・堂安律 6得点4アシスト
・伊東純也 4得点3アシスト
・中村敬斗 8得点2アシスト
・三笘薫 5得点3アシスト
・南野拓実 3得点3アシスト
・鎌田大地 2得点2アシスト

このように、各選手がシーズン中盤過ぎの段階ですでにしっかりと得点とアシスト数を伸ばしている。

鎌田大地については他の5人と比べるとやや数字が見劣りするものの、世界一と称されるプレミアリーグでプレーしていることを踏まえれば、決して劣っているとはいえないだろう。

そういった意味では、鎌田と同じプレミアリーグでプレーし厳しいマークをされる存在となっている三笘はやはり頭1つ抜きんでていると判断できるかもしれない。

中村に関しては6人の中で最も得点力がある選手だが、リーグ・アンであることを踏まえればまだ三笘に追いついたとは言い切れない。

現段階では左WGは三笘がファーストチョイスで中村が追随している形か。

トップ下は久保と南野、鎌田が横一線状態。

右WGは堂安、久保が横一線で伊東がやや序列を下げているといった印象か。

日本代表はこの半年間で3-4-2-1のフォーメーションも多用してきており、その場合はシャドーのポジションを6人で争う形となるが、三笘や中村、堂安、伊東の4人はWBでもプレー可能であるため、2列目が3枚の時とは違い6人のうち4人を先発で起用できるメリットもある。

どちらにせよ、結果を出し続けなければスタメンから遠ざかるため、どの選手もシーズン後半もしっかりと数字という「結果」を出し続けなければならないだろう。

今後もハイレベルな2列目争いが繰り広げられそうだ。

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