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堂安律と伊東純也、鎌田大地、南野拓実がリーグ再開後無得点で日本代表の序列が変化する可能性も

写真:堂安律(Etsuo Hara/Getty Images)
新生日本代表の序列に変化が生じる可能性も出てきた。

堂安律と伊東純也、鎌田大地、南野拓実という、新生日本代表の攻撃の中心となるべき選手たちの調子が上がらず、「数字」という結果が出ていないのだ。

三笘や久保、古橋、上田など目に見える結果を出している選手も多い

1月26日、プレミアリーグが1月の月間ゴール候補を発表し、ブライトンの三笘のゴール(レスター戦)も選出された。

ラ・リーガでは、バスクダービーで久保建英が素晴らしいゴールを決め、スコットランドでは古橋亨梧が得点を量産中で得点ランキングのトップとなっている。

ベルギーでプレーする上田綺世も、リーグ戦8得点目を決め、得点ランキングも7位タイまで上がってきている。

とりわけ三笘と久保は、強烈なインパクトを残している。

ブライトンの三笘薫は、毎試合規格外のプレーを連発しており、すでにプレミアリーグで注目の選手の1人となっている。

レアル・ソシエダの久保建英は、バスクダービーでの活躍はもちろん、敗退したものの国王杯準々決勝のバルセロナ戦でも素晴らしいプレーを披露しており、欧州トップクラスの試合でも活躍できるほどの選手に成長している。

4人ともかなり大きなインパクトを残しているため、「新生日本代表も期待できる」と感じるサポーターも多いが、代表のトップ下や右サイドの選手に限っては「沈黙」しているのだ。

堂安や鎌田の判断は時期尚早も伊東と南野は厳しい状況に

堂安や鎌田がプレーするブンデスリーガは、カタールW杯後の再開が他の国のリーグ戦よりも遅かったため、まだ2試合しか行っていない。

それゆえに、2人のプレーがインパクトに欠けると断言するのは時期尚早と言えるかもしれない。

実際に数字は残せていないものの、プレーの質自体は一定以上を保っている。

今後2~3試合のうちに数字が出せれば、日本代表でも主力として扱われるはずだ。

しかし、心配なのは伊東純也と南野拓実だ。

伊東純也は、リーグ再開後4試合無得点となっており、W杯前からを含めれば7試合連続無得点だ。

カタールW杯では素晴らしいプレーを披露したものの、この大会でも4試合で無得点だった。

かなり長期間得点ができていないだけに、このままの調子が続けば日本代表内での序列も低下していく可能性があるだろう。

南野拓実に関しては、試合にすら出れていないため、さらに難しい状況であると言える。

直近3試合では、得点どころか出場すらできていない。

森保監督の続投が決定し、3月にはキリンチャレンジカップの2試合が行われる。

はたして明暗が出ている代表メンバーたちの状況が、新生日本代表の序列にどのような影響を及ぼすのか、注目だ。

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