
高井幸大(提供:Hotspur FC/REX/アフロ)
7月16日、プレミアリーグのトッテナムは今夏獲得した日本代表DF高井幸大(20)が労働許可証を取得したと発表した。
すでに高井はトッテナムの練習にも参加しており、今後はレギュラー争いに身を置くことになる。
高井幸大が超えなければならないCBのライバルたち
晴れてトッテナムの一員となった高井だが、今後待ち受けるレギュラー争いは想像以上に厳しいものとなりそうだ。
CBのライバルとなりえる選手を1人ずつ挙げていこう。
ミッキー・ファン・デ・フェン(24)
193cmのオランダ代表DFは、サイズの割にスピードもあり身体能力は抜群だ。
CBが主戦場だが左SBでもプレー可能となっている。
昨季はハムストリングを負傷しリーグ戦13試合の出場に留まったが、その実力は確かだ。
クリスティアン・ロメロ(27)
身長185㎝のアルゼンチン代表DFは、ハムストリングやつま先の負傷により11月中旬から2月末、4月下旬からシーズン終了まで離脱し、リーグ戦18試合の出場に留まった。
しかし、トッテナムのDFリーダーであるロメロはとにかく1対1に強いという特徴を持っており、コンディションが万全であれば間違いなくスタメンとしてプレーすることだろう。
ケヴィン・ダンソ(26)
190㎝のオーストリア代表DFは、身体能力が高くスピードも兼ね備えている。
ドリブルで前に持ち運ぶプレーも得意としている。
昨季終盤は主力DFの負傷離脱のチャンスを掴み、レギュラーとしてプレーした。
ルカ・ヴシュコヴィッチ(18)
193㎝のクロアチア代表DFは、今夏トッテナムに加入したCBで世界的にも注目される選手だ。
サイズもありキック精度はすでにワールドクラスとなっている。
対人能力に関しては未知数だが、もしもプレミアで1対1が通用するようならばスタメンを奪う可能性もあるだろう。
ラドゥ・ドラグシン(23)
191㎝のルーマニア代表DFは、空中戦やタックル能力が高いという特徴を持つが、ビルドアップやスピードという点においてはやや物足りない。
トッテナムの戦力として高井がベンチ入りするためには、まずこのドラグシンよりも評価を得ることが目標となるだろう。
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