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高井幸大にイタリア・トルコのクラブが熱視線!日本代表の主力へと駆け上がれるか
高井幸大(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
Jリーグから新たな逸材が欧州に向けて飛び立つかもしれない。
日本代表DFの高井幸大(20)が川崎フロンターレからトルコのトラブゾンスポルへ移籍する可能性が浮上した。
トルコ『gunebakis』はクラブ側が高井側と接触したと報じており、高井本人も移籍に前向きになっているという。
高井にはイタリアの名門ユベントスも興味を示しており、今後移籍が実現する可能性が高まっているといえるだろう。
板倉や冨安に次ぐ期待のDFである高井幸大
久保建英や三笘薫を筆頭に黄金時代を築きつつある現在の日本代表だが、CBに関しては攻撃陣やボランチのポジションと比べやや層が薄いといえる。
板倉滉や冨安健洋などトップリーグに所属する欧州基準のCBもいるが、冨安に関しては足の負傷を繰り返し日本代表の活動への参加自体がほとんどない。
その2人に次ぐ人材としては、サンジロワーズの町田浩樹やグラスホッパーの瀬古歩夢、ルートンタウンの橋岡大樹、シント・トロイデンの谷口彰悟がいるが、レベルとしてはワンランク下がる。
バイエルンの伊藤洋輝に関しても、長期離脱していて代表ではSBやWBでの起用が多い。
そういった意味では、欧州基準に達する若きCBの人材の台頭が必須だといえる。
高井はまさしくそのポジションに適した選手であり、北中米W杯以降は日本代表のレギュラーとしてプレーしていくべき存在となる。
すでにJリーグではトップクラスのCBであるが、さすがにいきなり欧州の5大リーグのクラブでレギュラーを奪うのは難しい。
そのため、今回強い関心を示しているトルコのトラブゾンスポルへ移籍する選択肢も「あり」だといえるだろう。
ただし、過去にも5大リーグ以外に移籍しなかなかステップアップできなかった選手たちも多かったため、じっくりと5大リーグの下位クラブもしくは中堅クラブからのオファーを待つという選択肢もある。
20歳という年齢を踏まえれば、急いで今冬もしくは来夏に移籍しなくても良いともいえる。
まだ川崎フロンターレで学べることがあるとの見方もあり、決して焦る必要はないだろう。
果たして日本の未来である高井幸大はいつどのクラブに移籍を果たすのか、今後の動向に注目だ。
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