菅原由勢、サウサンプトン移籍濃厚!プレミアリーグに続々日本代表戦士集結!
菅原由勢(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
7月11日、日本代表DFの菅原由勢(24)がプレミアリーグのサウサンプトンに移籍することが濃厚になったと英メディア『GIVEMESPORT』が報じた。
移籍金は700万ユーロ(約12億2000万円)で、すでにメディカルチェックも終えている可能性が高いため、近日中に正式な発表がされるはずだ。
移籍が実現すればリバプールの遠藤航、アーセナルの冨安健洋、ブライトンの三笘薫、クリスタル・パレスの鎌田大地に続く5人目の日本代表戦士となる。
サウサンプトンは昇格組だけに厳しい戦いが予想される
かつて元日本代表の吉田麻也や李忠成らが所属していたことでも知られるサウサンプトンは、昨季チャンピオンシップ(2部リーグ)で4位となり、昇格プレーオフの末プレミアリーグ復帰を決めた。
昇格組の中でも下位に位置するクラブなだけに、新シーズンも厳しい戦いが予想される。
しかし、それゆえに菅原がスタメンを奪えるチャンスは大きいといえるだろう。
オランダでプレーした昨季も、プレー貢献度1位、アシスト期待値2位、チャンスクリエイト数2位とリーグ上位のデータを誇る。
守備面での不安定さはあるものの、攻撃面では十分にプレミアリーグでも通用するはずだ。
サウサンプトン移籍を機に日本代表の右SBで不動のレギュラーになれるか
2023年は菅原にとって日本代表の右SBのレギュラーになるなど飛躍の年となったが、2024年1月に行われたアジアカップでは戦犯の1人に数えられるなど完全に勢いを失っていた。
毎熊晟矢にポジションを奪われる試合もあり、今後行われるワールドカップアジア最終予選においては誰が右SBのスタメンで起用されるか分からない状態となっている。
菅原としては、「サウサンプトンのレギュラーSB」という「箔」をつけることでスタメン奪取したいところだろう。
世界中の実力者が集うプレミアリーグで試合をこなすだけで、自然に実力も上がっていくはずだ。
今後の菅原のプレーには期待大だが、久保建英や旗手怜央などもプレミアリーグのクラブに移籍する可能性があるため、6人目、7人目の日本代表選手が誕生する可能性もあるといえるだろう。
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