レアル・ソシエダ、A・マドリードに敗戦も来季CL出場権獲得が決定
写真:レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督(Winner Media/アフロ)
5月28日、ラ・リーガ第37節「アトレティコ・マドリード対レアル・ソシエダ」の一戦が行われ、2-1でアトレティコ・マドリードが勝利した。
勝利すれば無条件で来季のCL出場権獲得となるこの重要な一戦で、日本代表MF久保建英は先発出場。
劣勢を強いられる展開だったため大きな見せ場を作れず後半途中にベンチに下がったが、ビジャレアルがラージョに敗れたため4位が確定しCL出場が決まった。
ソシエダとビジャレアル共に大苦戦
残り2節となったラ・リーガ。
バルセロナがすでに優勝を決めているが、残留争いや来季のCL出場権争いは熾烈を極めている。
CL争いでは、4位レアル・ソシエダ(勝ち点68)と5位ビジャレアル(勝ち点63)の一騎打ちの形となっている。
しかし、今節は両クラブ共に大苦戦。
ソシエダは、前半37分にアトレティコのグリーズマンに先制点を奪われてしまう。
アトレティコに何度もチャンスを作られるなど、アウェー戦ということもありソシエダは劣勢を強いられる。
久保も右サイドに張ってチャンスを作ろうとはするが、なかなか前を向いてプレーすることができなかった。
大きなチャンスを作ることはできず久保は71分にベンチに下がった。
バレネチェアやアリ・チョ、カルロス・フェルナンデスなど、攻撃的な選手を続々と投入していくが、逆に73分にカウンターからモリーナに追加点を奪われてしまう。
88分に裏のスペースに抜け出したセルロートが1点を返すが、試合はこのまま2-1で終了した。
対するビジャレアルも圧倒的にゲームを支配するもラージョに2失点を喫する。
前半11分にラウール・デ・トマス、63分にイシ・パラソンに決められる。
83分にチェルソの得点でスコアを1-2にするも、試合はこのまま終了。
この結果、ソシエダは最終節をを待たずして来季のCL出場が決定した。
久保はホームの最終節で2ケタ得点を目指す
レアル・ソシエダの最終節はホームでの試合となるため、お祭りムードで試合を進めることになるだろう。
しかし、久保にとってはシーズン10得点が懸かる試合となるため、アグレッシブに得点を狙っていくはずだ。
果たして久保がラ・リーガ2ケタ得点という偉業を達成させることができるのか、注目だ。
Follow @ssn_supersports