
「W杯アジア最終予選」絶対に勝利しなければならないインドネシア戦予想スタメン
鈴木彩艶(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
6月10日、W杯アジア最終予選最終節、「日本代表対インドネシア代表」の一戦が市立吹田サッカースタジアムで行われる。
オーストラリア戦でまさかの敗戦を喫した日本代表だが、インドネシア戦は間違いなくスタメンに主力メンバーを選ぶことになるだろう。
インドネシア戦は北中米W杯のポット2を死守するためにも負けられない試合に
典型的な「主力を使わず若手選手を多数起用した試合」となったオーストラリア戦だが、この敗戦はまだ多くのサッカーファンが「許容の範囲内」と考えるものだ。
すでに北中米W杯の切符を手にしており、主力選手を脅かす新戦力を求めているだけに、多くの若手選手を試すのは悪くない選択肢だった。
しかし、2試合続けて同じようなメンバーを起用するのは間違いなく悪手となる。
インドネシア戦はW杯における「ポット2」を死守するためにも、絶対に勝たなければならない試合なのだ。
オーストラリア代表に敗戦するよりもインドネシア代表に負ける方がFIFAランキングに影響するポイントの減少幅は大きい。
引き分けでもマイナスポイントとなるため、試合内容が悪かったとしても勝利が絶対的なノルマとなるわけだ。
インドネシア戦予想スタメン
W杯アジア最終予選の最終戦となるこの試合は、前述した理由により絶対的に勝利が必要であり、ホームで行われる試合でもあるため、スターティングメンバーは招集された選手の中で考えられるベストメンバーで臨むべきだろう。
GK
鈴木彩艶
DF
高井幸大
渡辺剛
関根大輝
MF
遠藤航
佐野海舟
平河悠
中村敬斗
久保建英
鎌田大地
FW
町野修斗
GKに関しては大迫敬介を起用し経験値を高めたいところだが、勝つためには正GKである鈴木彩艶を起用するしかないだろう。
3バックに関しては、町田浩樹の離脱が非常に痛いが、高井幸大と渡辺剛、関根大輝の3人がベストか。
瀬古歩夢に関してはオーストラリア戦の失点の原因にもなったことから、スタメンから外すべきだろう。
WBに関しては、左は代表常連の中村敬斗で決まりだろう。
問題は右WBだが、欧州で結果を出した森下龍矢という選択肢もあるが、平河悠をもう一度試すべきか。
オーストラリア戦でフル出場しているものの、新戦力で数少ない「可能性を感じる選手」だっただけに、主力組との融合を試すべきだ。
ボランチはキャプテンの遠藤航は間違いなくスタメンだろう。
問題はパートナーとなる選手だが、藤田譲瑠チマがオーストラリア戦で結果を出せなかったことを踏まえれば、佐野海舟を起用すべきか。
鎌田大地をボランチ起用して攻撃の組み立て力をUPさせるのもありだが、両WBを高い位置に固定させるためにも、カバー力に優れた遠藤と佐野を起用すべきだ。
シャドーは久保建英と鎌田大地がベストだろう。
プレー面でも精神面でも最も相性の良い2人なだけに、積極的にプレーし日本代表の攻撃を牽引してもらいたいものだ。
CFに関してはアピールに失敗した大橋祐紀から町野修斗に変えても良いだろう。
果たして森保監督はどのようなメンバーをスタメンに起用するのか、その決断に注目だ。
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