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藤田譲瑠チマ(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

「W杯アジア最終予選」主力を脅かす選手の台頭が期待されるオーストラリア戦、注目すべき4選手

藤田譲瑠チマ(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
6月5日、W杯アジア最終予選第9節、「オーストラリア代表対日本代表」の一戦が行われる。

「W杯最終予選で前節から14人入れ替え」

そんな大胆で「舐めている」と批判を受けかねない選択をした森保監督だが、すでにW杯出場を決めていることからそうした声は現状ほとんど挙がっていない。

大幅に主力を休ませた今回のメンバー構成でオーストラリア代表とインドネシア代表に勝利することができたならば、それは日本代表がアジアレベルを完全に超えてしまったことの証明となるだろう。

そして注目すべきはオーストラリア戦とインドネシア戦に勝利できるかだけでなく、主力メンバーを脅かす選手が現れるかどうかだ。

高井や藤田、佐野、鈴木など主力に成長する可能性のある選手は多い

前日会見で森保監督が「フレッシュな選手がスタートから出ると思う」とコメントしていることからも、スタメンには4人以上代表キャップ10試合未満の選手(もしくは初キャップの選手)が起用されるはずだ。

その中で今後日本代表の主力に成長する可能性があると目されているのは、高井幸大(川崎フロンターレ)、藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、佐野海舟(マインツ)、鈴木唯人(フライブルク)などか。

高井幸大は20歳ながらすでにJリーグでは圧倒的な力を見せつけており、欧州へのステップアップ秒読み段階となっている。

冨安健洋が怪我により代表復帰が難しい現状を踏まえれば、高井には板倉滉や町田浩樹の2人と3バックを組む主力に成長してもらいたいところだ。

藤田譲瑠チマと佐野海舟に関しては、競争力を高める意味でも遠藤航や守田英正、田中碧とスタメンを争うような選手に成長してもらわなければならないだろう。

今回ボランチのポジションではキャプテンの遠藤のみが選出されているため、藤田や佐野に多くのプレー時間が与えられるはずだ。

さらに欧州で着実に成長し来季よりフライブルクでプレーすることになる鈴木唯人も面白い存在だ。

久保と同じパリ世代の逸材は、ハイレベルな万能型アタッカーであるため、今回の最終予選2連戦と来季のフライブルクで結果を残せればW杯メンバーに選ばれる可能性もあるだろう。

その他のポジションでも主力に成長する可能性がある選手は存在する。

町野修斗(キール)や大橋祐紀(ブラックバーン)は上田綺世と小川航基に次ぐFWになりえる存在だといえる。

まずは本日行われるオーストラリア戦でどの選手がアピールに成功するのか、試合結果以外の部分にも注目しよう。

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