
三笘薫(写真:REX/アフロ)
2024-2025シーズンも終盤に差し掛かり、夏の移籍に関する報道も徐々に増えてきている。
日本代表クラスの選手たちも例外なく移籍市場では注目の選手として挙げられるわけだが、複数の選手は個人のキャリアとしてだけでなく、日本代表が「W杯ベスト8以上」を実現させるためにも、今夏キャリアアップを図るべきだろう。
今夏ステップアップ移籍を果たすべき選手を挙げてみよう。
久保建英(レアル・ソシエダ)
日本代表で最も期待値が高い選手といえば、レアル・ソシエダでプレーしている久保建英だろう。
今季のソシエダは勝利を重ねることができておらず、現時点で来季のCLやEL出場権獲得がかなり難しい状況だ。
さらに久保個人の実力的にもビッグクラブへとステップアップするタイミングであるのは間違いなく、今夏アーセナルやリバプール、バイエルン、アトレティコ・マドリードといったビッグクラブに移籍する可能性もある。
知名度、実力ともにもうワンランクUPすれば、日本代表にとってポジティブな影響を与えられるだろう。
三笘薫(ブライトン)
すでにプレミアリーグでも一定以上の知名度を獲得しており、現時点で日本代表に欠かせない戦力ではあるが、やはりブラジルやフランス、スペインといった超強豪国と対等に戦うためには、三笘がビッグクラブへと移籍し知名度をさらに高める必要があるといえるだろう。
中村敬斗(スタッド・ランス)
日本代表では三笘薫に次ぐ2番手の左WGではあるが、WBとシャドーという立ち位置で共闘するケースもある。
公式戦12得点3アシストと結果も出しており、24歳という年齢を踏まえれば、リーグ・アンから早急にステップアップすべきだろう。
4大リーグの中堅クラブでレギュラーを獲得できれば、実力と知名度が上がり日本代表にポジティブな影響をもたらせるはずだ。
高井幸大(川崎フロンターレ)
日本代表においてCBは現在最も不安なポジションとなっている。
そんな中台頭してきたのが川崎フロンターレの高井幸大だが、そのポテンシャルは抜群だが明らかに経験値という面で欧州組に劣っている。
20歳とまだ若いが、すでにJリーグでは実力が頭1つ飛び抜けているため、今夏欧州移籍を果たすべき選手だといえるだろう。
4大リーグ下位クラブもしくはオランダ、ベルギーに移籍すれば、欧州レベルを体感でき選手として成長できるだけでなく、欧州組という「箔」が付くため対戦相手に対してもポジティブな影響を及ぼせる。
佐野海舟(マインツ)
日本代表に長らく選出されていないこの男も忘れてはいけないだろう。
ブンデスリーガ第29節終了時点の走行距離はリーグ全体で2位、デュアル勝利数6位、出場時間は5位とすでに欧州トップクラスの選手であることを証明している。
マインツ自体が来季欧州コンペティションに参戦できる可能性があるため一概には言えないが、ビッグクラブにステップアップ移籍を果たしすぐさまレギュラーを獲得する可能性を秘めている。
例えばワールドカップ本番時に、「バイエルンの佐野海舟」といった立場で出場する可能性も考えられる選手だといえるだろう。
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