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菅原由勢(写真:なかしまだいすけ/アフロ)

日本サッカー協会がパリ五輪でオーバーエイジ枠使用を明言!招集候補となるA代表選手とは

怪我のリスクやコンディション悪化のリスクもあり

A代表の主力選手の多くは、欧州で日々消耗の激しいハイレベルな試合をこなしており、そこにプラスしてA代表の活動にも参加している。

パリ五輪にオーバーエイジ枠で参戦することになれば、さらにその負担はさらに大きくなる。

つまり、怪我のリスクやコンディション悪化のリスクが非常に上がるわけだ。

そうしたリスクがあるゆえに「A代表の主力クラスは五輪に派遣すべきではない」といった声が多いのも事実だ。

実力がありステップアップ移籍のアピール必須の選手が適任か

前述した状況やリスクを踏まえると、A代表の主力選手を派遣するのはあまり現実的ではないといえるだろう。

五輪は欧州のスカウトも注目するため、「確かな実力がありステップアップ移籍を狙うA代表選手」が適任ではないか。

そうした基準で考えれば、菅原由勢や中村敬斗、伊藤敦樹、田中碧、旗手怜央などが適任であるといえるかもしれない。

果たしてU-23日本代表がパリ五輪の出場権を獲得した際は誰がオーバーエイジ枠として選出されることになるのか、要注目だ。

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