佐野海舟はすでにブンデスを代表するボランチに!日本代表復帰の可能性は・・・
佐野海舟(写真:SportsPressJP/アフロ)
ドイツの地で活躍を続ける日本人は多いが、今季はそこに佐野海舟の名前が加わった。
欧州挑戦1年目ながら8位に位置するマインツの絶対的レギュラーとしてプレーしている。
その活躍から日本のサッカーファンの多くが日本代表への復帰について注目する存在となっている。
ブンデスリーガでトップクラスのボランチへと成長
佐野海舟はブンデスリーガでトップクラスのボランチに成長中だ。
デュエル勝利数が120で6位タイ、走行距離5位、スプリント回数16位タイ、インテンシブラン2位など、ボランチとしてブンデスリーガにおけるトップクラスの数字を残している。
リーグ戦全試合スタメン出場を果たしており、9月15日のブレーメン戦以外はすべてフル出場。
得点やアシストといった数字は残していないが、ボランチとして抜群の安定感を持っている。
心理学では、「ジャムの法則」といったものがある。
人間は選択肢が多くなると迷いが生じる心理作用のことだ。
某人気漫画では、「制約することでパワーを引き出す」といった展開もある。
そう、人間は選択肢が狭まった方が集中力が増し成果を残しやすくなるといった性質を持ち合わせているわけだ。
現在の佐野はまさしく「制約」がかけられた状態であるといえる。
スキャンダルによってJリーグへの復帰は厳しい。
一時的に活躍したとしても、日本代表に招集されることはないだろう。
現在の佐野は、ブンデスリーガがすべてであり、だからこそ100%サッカーに集中できているのだろう。
日本代表に復帰するために必要なこと
開幕から活躍を続ける佐野だが、日本代表への復帰はまだ先になりそうだ。
実力的には遠藤航や守田英正に匹敵するといっても過言ではないが、スキャンダルがネックとなり日本サッカー協会は代表召集に対して慎重な姿勢を見せている。
佐野にできることは、これまでと同様ブンデスで結果を出し続けることだろう。
現時点で一定の割合で「佐野を代表に」といった声があるのも確かだ。
この声がさらに高まることで、召集の可能性は高まっていくことだろう。
果たして佐野は再び代表選手となれるのか。
マインツでの今後の活躍を期待しよう。
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