ベンゼマのレアル退団が決定!ヴィニシウスの新相棒はハリー・ケインが有力か
写真:ヴィニシウス(ロイター/アフロ)
6月4日、レアル・マドリードはチームのエースFWカリム・ベンゼマが今季限りで退団すると発表した。
一時は残留の意志も示していたが、急転直下の退団劇となった。
レアル・マドリードとしては、早急にベンゼマの穴を埋めるFWの獲得が求められる。
ヴィニシウスとの破壊力抜群のコンビも解消に
ここ数シーズンほどレアル・マドリードの攻撃陣を引っ張ってきたヴィニシウスとベンゼマのコンビだが、ベンゼマが退団することで必然的にコンビ解消となった。
ヴィニシウスは、今季公式戦20得点18アシストを記録しているが、ベンゼマとの連携で得点を取ったプレーも多かった。
過去にはベンゼマがヴィニシウスのボールを持ちすぎるプレーに苦言を呈するなど関係が悪化した時期もあったが、その後は徐々に関係も修復され、お互いに息の合ったプレーをするようになっていった。
今季はバルセロナに優勝を譲ったが、昨季はラ・リーガ優勝を果たし、チャンピオンズリーグも制した。
この2人のコンビが相手チームに与える脅威は相当なものだった。
しかし、今回ベンゼマがレアル・マドリードからの退団を発表したことにより、最高のコンビは今季で見納めとなってしまったのだ。
ベンゼマの抜けた穴はトッテナムのハリー・ケインが有力
長らくレアル・マドリードのCFを務めてきたベンゼマが退団することで、レアルは今夏に少なくとも1人はCFを獲得する必要がある。
すでにエスパニョールのホセルをレンタルで獲得することが内定しているが、あくまでも2番手のFWとしての獲得であり、ワールドクラスのCFの獲得は必須だ。
チェルシーに所属するハヴァーツにも関心を寄せているようだが、純粋なCFタイプではないため、本命はトッテナムのハリー・ケインだろう。
スペイン『マルカ紙』は、すでにケイン獲得に向けてレアルが動き始めていると報じている。
ケインは、スピードに関してはそこまでないものの、ポストプレイや得点力などはワールドクラスであり、今季もプレミアリーグでハーランドに次ぐ得点ランキング2位となっている。(30得点)
ヴィニシウスやロドリゴといったドリブルやアシスト能力に優れた選手が周囲にいるため、高い確率でその能力を発揮できるだろう。
来季ラ・リーガ優勝を奪還し、チャンピオンズリーグ優勝を狙うためには、ケインの獲得がベストであると言える。
果たしてレアルのケイン獲得は実現するのか、その動向に注目しよう。
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